女っぷりを下げる、肌状態が乱れる環境とは?
肌状態はちょっとの変化でも気になる。日々のちょっとした心がけで肌力を底上げしよう!
1. 睡眠トラブル
睡眠時間が短かったり、睡眠の質が悪い(寝付きが悪い、熟睡できない、何度も目が覚める等)と、細胞等の修復に関わる成長ホルモンの分泌が悪くなるため、肌の調子が悪いまま朝を迎えることになります。寝ても疲れが取れない人は要注意です。
2.月経前
排卵期から月経開始までの時期は女性ホルモンのバランスが乱れ、肌のツヤやハリがなくなったり、吹き出物ができたりと肌状態が悪くなります。年齢を重ねるごとに、あるいは月経前症候群(PMS)の悪化と比例してそれを実感する人が多いようです。女性なら誰もが付き合っていかなくてはならない状況ですが、毎月必ず肌状態が悪くなる時期がやってくるのは憂鬱です。
3.食生活の乱れ
麺類やパン類、お菓子、油っこい料理をよく食べ、野菜や果物、魚や肉や豆類などのたんぱく質食材はあまり食べない、というように、糖質や脂質に偏った食生活は、体内の栄養バランスを乱し肌状態を悪化させます。特に、女性の美しさの源と言われるコラーゲンの生成に関わるたんぱく質不足と、そのコラーゲン合成に関わるビタミンCや、その他老化予防や代謝に関与するビタミン類の不足は禁物です。
4.運動不足
運動の習慣がない人は血行やリンパの流れが悪いため、新陳代謝が活発に行われません。また、成長ホルモンは就寝中だけではなく運動後にも分泌が活発になるため、運動をしない人は、運動をする人と比べて肌修復の機会も減ります。運動をしている人の方が肌がキレイになる機会が多いということですね。
5.温活不足
冷えは万病の元と言われていますが、肌状態にも大きく影響します。体が常に冷えていると、血行やリンパの流れが悪くなり新陳代謝も活発に行われず、脂肪もたまりやすい体質になります。脂肪は冷えを招く原因にもなるためさらに体が冷える、という悪循環が起こります。また、冷えは自律神経やホルモンバランスを乱すため、体がストレスを受けやすくなり肌にも良くありません。
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取材協力:資生堂