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女子は何歳からスリム体型に憧れるのか?(2ページ目)

今や、世界的にスリムな体型が良ししとされていて、多くの国の多くの女性達がダイエットに励んでいます。「痩せている方がいい」というこの概念は、何歳頃から芽生えるのでしょうか? 最近行われたアメリカの実験を交えてお伝えしていきます。

佐藤 めぐみ

執筆者:佐藤 めぐみ

子育てガイド


子供の痩せ信仰をどう捉える?

筆者はここ15年以上の海外生活で、多くの外国人を見てきたこともあり、日本人は十分痩せていると感じています。現在は、世界一大柄な女性(平均身長が171センチ)の国に住んでいるので、日本人はなおさら、か細く映ります。
それでも、「ダイエットに成功していない」「まだまだ太っている」とストイックにダイエットに取り組む……。おそらくは、日本人女性が求める像が、外国人女性のそれよりもさらに細く、華奢であるためと思われます。

これらを踏まえると、日本人の痩せ信仰はかなりのものであり、その概念は自ずと子供達にも伝わっているはず。ママが産後ダイエットに励んでいる姿を日常的に見ていれば、きっと子供達も、アメリカ並みに「痩せている方がいいんだ」と感じている気がするのですが……。

あなたは、「子供がこんなこと気にする必要はない」という派ですか? それとも「子供時代の体型はその後に続くから大事」という派ですか?

過剰な痩せ信仰は、やはり良くありません。子供時代から、強い痩せ信仰のあまり、健康に害を及ぼすようなダイエットをしては大変危険です。筆者は、この概念が、子供自身のヘルシーな食生活や体を動かす生活習慣につながるのであれば望ましいと思うのですが、それは正直、期待し過ぎの気もします。

この痩せ信仰の低年齢化、あなたはどう思われますか?


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■出典
学術誌 Eating Disorders  (2014) 「Age Differences in Body Size Stereotyping in a Sample of Preschool Girls」より

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※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。

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