カンディハウス東京では、光と家具のインテリア演出として、家具と照明のマッチングを体験できる展示をしています。
今回はダイニングにペンダント照明の組み合わせを紹介します。
ダイニングテーブルとペンダントの
ベストバランス
一般的にダイニングテーブルとペンダントの大きさの関係は、長方形のテーブルでは長手方向の三分の1、円形テーブルでは直径の半分くらいの大きさのペンダントを目安に選びます。設置は、テーブルの中心にくるように配置し、ペンダントの下端はテーブル面から600mm~800mmくらいが目安です。このことを踏まえて、実例をみていきましょう。
一灯を中心に
オーソドックスに一灯を配置した例です。ちょっと懐かしさを感じるダイニングは、カンディハウスのロングセラーである『ルントオム』シリーズ。こちらに合わせたのは、やはり1958年の発売以来、世界中で愛されているPHシリーズの代表作『PH5』(ルイスポールセン取扱い)。温かみのある北欧風インテリアですね。
直径1100mmの丸テーブルに、PH5の直径は500mm。直径の半分よりはほんの少し小さ目ですが、高さ285mmとボリュームがあるので、見た印象はバランスよく感じます。テーブル面からペンダント照明の下端までは650mmでセッティングされています。柔らかな光の中で食事や会話が弾む様子が目に浮かびます。
長テーブルには複数を
長いテーブルを使う場合には、中央に一灯吊よりも、複数のペンダントを吊るして、隅々まで明るくすると使い勝手もいいでしょう。こちらは、上質な木の質感が美しい『WING LUX [ウイング ラックス]LD 』シリーズ。最近人気があるLDモデルのダイニングです。従来のテーブルよりも低めで、食事だけでなく、くつろぎのスペースとしても対応しやすいダイニングです。
ペンダントはDE MAJOの『Boaペンダント』(ルミナベッラ取扱い)。グロス感のあるシェードがモダンで美しいデザインです。下から覗いてもガラスのカバーがあり、まぶしさを感じないように配慮されています。
4~6人が座れる幅1650mmのダイニングテーブルに、直径180mm、高さ95mmとコンパクトなペンダントを3つ、300mm感覚にバランスよく配置しています。テーブル面からの高さは760mmで計画。3灯吊ることで、光がテーブルの端まで届きやすく、いろいろな作業もしやすいスペースになっています。
注目のビックペンダント
大きなペンダントも人気があります。『一本技』は、節や形など木そのものを生かし、豊かな表情を持つダイニングテーブルです。幅3600mmとビックなテーブルには、そのダイナミックなイメージに合わせて、大きなペンダントを合わせています。
ペンダントはポール・ヘニングセンのデザインした『PHルーブル』(ルイスポールセン取扱い)。光源を隠しつつ、13枚のシェードで光を空間全体に広げるよう考えられ、デンマークの教会のためにデザインしたそう。直径600mm、高さ650mmと住宅に使うにはかなり大き目。圧迫感がないようにテーブル面からも1100mmと高めに配置しています。
一般の住宅では、吹き抜けの天井で、広めの空間に合わせてはいかがでしょう。
いかがでしたか。
カンディハウス東京ショップでは家具と照明の両方ともが実体験でき、大きさの感じ方、手触り、椅子の座り心地、照明の光の出方など、カタログやHPではなかなかわかりにくい部分も検証ができ、参考になりますよ。
【カンディハウス東京】
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定休日:水曜日(祝日の場合は営業)/夏季・年末年始
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