北海道海鮮グルメの王様・ウニ
「北海道の旅で、あなたが一番食べたいものは?」こんな質問が来たら、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。毛ガニ、アキアジ(鮭)、イクラ、ホタテなどなど数ある海の幸の中でこれ抜きで北の味覚は語れない……それは海鮮グルメの王様・ウニでしょう。
海鮮グルメの王様・ウニ
北海道のウニといえばなんと言っても利尻&礼文が一番です。人間が食べても美味しい利尻昆布をたっぷり食べて育った「島のウニ」は絶品中の絶品。中でも礼文島産のウニは道内の料亭や寿司屋で大人気の素材で、北海道全体の約20%近くを占める礼文島の水揚げがウニの市場価格を大きく左右するとも言われているほどです。
さて6月に入って島ではウニ漁が解禁となり、最高のウニを食べることができるシーズンとなりました。さっそく皆さんと一緒に利尻・礼文に渡り、「日本一美味いウニ」を食いつくそうではありませんか。
利尻と礼文のウニを食いつくす!
ムラサキウニとバフンウニ
一言でウニといっても二種類あります。その一つはムラサキウニ。トゲが長くて殻は黒に近い紫色。中身は淡い黄色で「白ウニ」とも呼ばれ、淡泊な味の中にほんのりとした上品な甘みがあります。紫色の長いトゲがあるムラサキウニ
もう一つがバフンウニ。こちらはムラサキウニに比べてトゲが短く、茶褐色で馬糞のような姿形とはうらはらに、その味は絶品。別名「赤ウニ」とも呼ばれる赤みがかった身は濃厚な甘味があり、ウニ通にとっては垂涎の一品ですがその分お値段も高めです。
茶褐色のバフンウニ
さあ、それでは、まず礼文島のウニを食べに行きましょう!