子供と一緒に過ごすほど、子煩悩パパになる!

お父さんの心身も大変化!

お父さんの心身も大変化!

子供にとってお父さんの存在は重要! とはいえ、母親が妊娠・出産・授乳と心身の大変化を経て赤ちゃんとの密な関係を築くのに対し、お父さんは子育ての始まりから何だかちょっと置いてきぼり……、と感じることもあるかもしれません。

ところが、昨今の研究では、お父さんが赤ちゃんや子供と過ごせば過ごすほど、お父さんの心身にも大変化が起きることが分かっています。赤ちゃんと添い寝をしたり、食事を与えたり、子供と一緒によく遊ぶほど、お父さんにも次のようなホルモン変化が見られるとされているのです。

・オキシトシンの増加
「愛のホルモン」と呼ばれ、不安感を和らげ、気持ちを穏やかに落ち着かせ、信頼感や相手との繋がり感を強めるホルモンとされています。

・プロラクチンの増加

哺乳類や鳥に「子育て行為」を起こさせ、また母乳の分泌を促すホルモンです。

・テストステロンが減少
競争心を強め、リスクを好み、センセーションを求める男性ホルモンです。減少することで、相手へのシンパシーが高まるとも言われます。

こうした変化は、父親が子育て環境にフィットするため、人類が誕生以来長い間をかけ発達させてきた生理学的反応なのではないかという説もあります。(*)お父さんは、赤ちゃんや子供に寄り添えば寄り添うほど、赤ちゃんや子供のニーズを感じられる子煩悩なお父さんへと変身していくのですね。


お父さんが子供と一緒に過ごしたくなる働きかけ4つ

お父さんが子煩悩になる秘訣とは、まずはとにかく赤ちゃんや子供と過ごす時を多くすること。忙しい日常生活に何とか時間を作り出すことができないか、夫婦で話し合い工夫してみましょう。それでも、慣れない内は、赤ちゃんや子供を前に何をしたらいいのかと途方に暮れてしまうお父さんもいるかもしれません。そんな時は、お母さんが次のようなことを心がけてみるのもいいでしょう。

・期待のハードルを低くする
最初は簡単なものから慣らしましょう。いきなり、うんちのついたオムツ替えをさせるよりも、まずはオシッコのオムツ替えから慣らしていくのも方法です。

また寝かしつけなども、初めからうまくいくとは期待せず、少し1人の時間ができて助かったぐらいの気持ちで感謝しましょう。まずは「成果」よりも、子供と一緒に過ごす時間を持ってもらう事が大切なのだと心がけて。

・褒めて伸ばす

「うわあ手際よくオムツ替えられるのね!」「 子供達寝る前のお話楽しんでたね」「大きな腕に包まれて赤ちゃんも気持ちよさそう~!」 といったように、とにかく「褒めどころ」を見つけて、お父さんのやる気に火をつけましょう。

・「ありがとう」と伝える
育児は夫婦で分担するものですから、確かに「して当たり前」なのですが、それでも「助かっちゃったわ、ありがとう~」と一言添えるだけで、随分相手の満足度が違ってきます。

・子供の成長の喜びを共有する

初めて笑った、お座りした、バイバイした、歩いた!など、お父さんが傍にいない場合でも、写真に撮ってメールをしたりと、成長を一緒に楽しみましょう。


父の日も間近。お父さんと子供が一緒に写った写真を集め、コラージュやアルバムなどをプレゼントしてみるのはどうでしょうか。眺める度に、お父さんの「もっと子供と一緒にいたい!」という気持ちが盛り上がり、子煩悩度もますます高まるかもしれませんね。


(*)出典:
Lee T. Gettler, James J. McKenna, Thomas W. McDade, Sonny S. Agustin, Christopher W. Kuzawa. Does Cosleeping Contribute to Lower Testosterone Levels in Fathers? Evidence from the Philippines. PLoS ONE, 2012; 7 (9)


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※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。