ローソンで始まるクレカの新サービスに注目
DCMX+Pontaカード
実はこのニュースはそれほど大きく取り上げられていません。というのも、この発表があった時には、次の3つの大きな発表があったためです。
- ドコモが共通ポイントカードを開始する
- ドコモポイントとPontaポイントが提携し、ポイントを相互交換できるようになる
- ドコモの共通ポイントカードがローソンで利用できるようになる
これらのニュースの方がインパクトがあったため、6月からDCMXで3%OFFになるという報道が少なくなってしまいました。
では、どれだけおトクなのかを確認してみましょう
ローソンでDCMXを利用すると4%還元!
まず、DCMXの説明からすると、ドコモ利用者が保有できるクレジットカードとなっており、年会費は初年度無料、2年目以降は1250円(税抜)です。ただし、年に1回でもショッピング利用があれば2年目以降も年会費は無料。普通に使っていれば年会費はかかりません。獲得できるポイントは月間利用額1000円につき10ドコモポイントとなります。100ドコモポイントは100円分としてドコモで利用できるため、還元率は1%。
次に、ローソンでDCMXで決済すると、請求時に3%OFFになります。切手やタバコなど、一部3%OFFの対象外商品はありますが、お弁当や飲料など、ほとんどのものが3%OFFになります。
つまり、3%OFFと1%のポイント還元が同時に受けられるため、ローソンでDCMXを利用すると還元率は4%と言うことです。
Pontaカードの提示でさらに1%プラス!
また、ローソンといえばPontaカード。Pontaカードは提示型のポイントカードです。もちろん、支払い前にPontaカードを提示すると100円(税抜)につき1 Pontaポイントを獲得できます。Pontaカード提示+DCMX支払いで、1%分のPontaポイント、1%分のドコモポイント、請求時3%OFFと合計5%の還元となるということです。
au、ソフトバンク利用者でも関係あり!
現時点ではDCMXはドコモ利用者のみ申し込めるクレジットカードです。しかし、2015年12月には、「DCMX」から「dカード」へと名称・デザインが変更となり、ドコモ利用者以外でも申し込めるカードとなるのです。au利用者やソフトバンク利用者がドコモポイント(2015年12月以降はdポイント)を貯めても使い道がなさそうですが、2015年12月以降はドコモポイントとPontaポイントの相互交換が可能になり使いやすくなります。また、ローソンでも直接ドコモポイントが使えるようになるため、ローソン利用者はDCMX(2015年12月以降はdカード)を活用しましょう。