子供の忘れ物を減らすには、帰宅後の会話がポイント

忘れ物多い子の対処法

「あっ、忘れ物した」親が「うちの子、よく忘れ物する」と決めつけると、子供はそこからの脱却が、より困難になってきます

「行ってきます」と元気よく子供が登校した後、部屋を見ると、体操服が置かれたままだった。「どうしてうちの子、こんなにも忘れ物がひどいの」と思わずつぶやくことはありませんか。忘れ物をしないように習慣づける関わり方を考えてみましょう。

子供が忘れたことに気づき、急いで学校まで届ける親がいます。そうすればその日、子供は困ることなく過ごせますね。ですが忘れた当人は、「次は忘れないようにしよう」という意識が低下します。

また「忘れて困れば、今度から気を付けるでしょう」と放っておく親もいます。この考えは、一見効果的なようにも思えますが、実際困りはしても、忘れ物を減らすことには繋がりません。それどころか忘れることに慣れてしまい、慢性的に忘れ物をするようになる場合もあります。

では、どのように関われば、忘れ物は減っていくのでしょうか。カギを握るのは子供が帰宅した後の親子の会話にあります。体操服を忘れた場合を例に考えてみましょう。 

忘れ物をなくす・減らす、帰宅後の親子の会話3段階

帰宅後「今日、体操服忘れた」と子供から言い出した場合、次の順に対応してください。

ステップ1 体操服を忘れて、どう対処したのか、事実と気持ちを尋ねる
「体育の授業はどうしたの?」と尋ねる。登校した服のままで体育をしたのか、隣のクラスのお友達に体操服を借りたのか、それとも見学していたのか、とった行動を聞きましょう。次にその時の気持ちを尋ねます。

子供から忘れたことを言い出すのは、何か話を聞いて欲しいサインです。先ずはその気持ちを受けとめることが大切です。事実と気持ちを切り離して尋ねることによって、話したいことが子供の頭の中で整理されます。

ステップ2 何故忘れたのか、尋ねて自分で考えさせてみる
「どうして、忘れたのかしら」と子供に質問を投げかけます。ほとんどが「ウッカリ」が理由だと思うのですが、「何故、ウッカリしたのか」を考えましょう。朝起きるのが遅く、慌ただしかったから、いつもと違う場所に体操服が置かれてあったため、気がつかなかったから、など具体的な言葉が出ればそれでOKです。大切なことは、自分で行動を振り返り、原因を考えることにあります。

ステップ3 今後どうすれば、忘れないようになるか親子一緒に考える
「じゃあ、どうすればこれから、忘れ物しなくなるかな」と原因に対して、対処法を親子一緒に考えます。「何故忘れ物ばかりするの!」という否定的な言葉より「どうすればなくなるか」問題を解決する方法を自ら考えさせるのがコツです

>>>次に、子供の忘れ物を減らすために、親が心に留めておくべき3つのポイントをお伝えします。