ケニアのお土産物はどこで買う?
マサイマラ国立保護区へ移動途中に通るグレートリフトバレーの展望台。ここにも土産物屋が並んでいる
大丈夫!ケニアは観光大国。町を離れていても土産物が効率的に手に入るスポットは多々あり、もちろん町中でも定番商品やちょっと凝ったお土産が探せます。
移動途中の休憩所は、お土産購入のポイント
移動途中に立ち寄る休憩所には必ず土産物屋があり、定番の民芸品が所狭しと並べられています。土産物ブースが軒を連ねるようなところもあり、品数は豊富
各休憩所の土産物屋の製品は、木彫りの置物やソープストーン製の雑貨、バティック(ろうけつ染め)など、特に民芸品が多い傾向です。すべての製品が手作りで、ふたつとして同じ物がないのがケニア土産の魅力。黒檀に彫られた動物の顔も、布に描かれた絵も、みな微妙に違うので、ひとつひとつ手に取ってじっくりお気に入りの一品を探しましょう。
値札は付いていません。「いくら?」と聞くと、「いくらなら買う?」と逆に聞いてくるので、遠慮なく安値を言ってしまいましょう。たぶん皆さんが想像している値段から「0」をひとつとった価格でも、売り手にとっては儲けがあるはず……というほど、ふっかけてきます。値段交渉もケニア旅行の貴重な体験のひとつと思って、楽しみながら負けないように頑張って!
上質なお土産は、街のショッピングモールで
ケニア西部で採れる石“ソープストーン”を使った雑貨。小皿や動物をかたどった置物などがある
モールは近代的なつくりで、「ここがアフリカ?」とカルチャーショックを受けてしまうほど、様々な品物に溢れています。もちろん土産物屋もあり。旅の途中に立ち寄る土産物屋の品物に比べ、少々値段は高めですが、そのぶん製品の質はしっかりしています。土臭い民芸品とは対照的に、アフリカをモチーフにしながらも、イマドキのおしゃれな雑貨屋に並んでいそうな、かわいい製品が多いです。通常の土産物屋では手に入らない、店のオリジナル商品もあるので、時間があれば、ショッピングセンターを訪れてみる価値あり!
モール内には書店、CDショップ、宝石店などもあるので、定番のお土産以外のケニア製品を探すこともできます。
<DATA>※ショッピングモールに店舗がある土産物屋
■African Lily
アフリカっぽいデザインの革製品。バッグやサンダル、小物など。
■Chaka Creations
いわゆるアフリカ土産を取り扱う。製品の質は露天に比べると上質。
■Banana Box
定番のアフリカ土産から、他では手に入らないオリジナル商品もある。