とっておきの昼下がりは和と洋が融合したスイーツで優雅なティータイムを
マンゴーの風味がぎゅっと凝縮されたマンゴームース（520円）＆キャラメルラテ（580円）
2014年にオープンしたばかりの古都美（ことみ）。“古都・金沢が持つ美しさ” をコンセプトに、和のエッセンスを取り入れたモダンなスイーツは金沢の紫芋、能登大納言、加賀棒茶、大野醤油など石川県産の豊かな食材を使用した身体に優しい美味しさです。
1階のショップには上質なデンマーク産クリームチーズを使用した「KOTOMIタルト（310円）」を始め、加賀棒茶を練り込んだ生地で北海道産の新鮮な生クリームと能登大納言を巻いた「加賀棒茶ロールケーキ（340円）」、白餡に季節の素材を合わせてしっとりと焼き上げた和風ケーキ「ことみん（194円）」、ベルギー産ホワイトチョコレートをベースに金沢・加賀・能登の味をブレンドした「ちびころちょこれーと（1,080円）」など、愛らしいスイーツがズラリと並び、どれにしようか迷うほど。
1階のショップで販売しているプレミアム 生クリームソフト「クレミア（550円）」。1階で購入し、2階のカフェで食べてもOK。
2階はカフェスペースで、ショップで販売されているケーキはもちろん、オリジナルブレンド珈琲（540円）や南部鉄瓶で提供される「加賀棒茶」（450円）、注文を受けてから絞るフレッシュジュース（700円）といったこだわりの飲み物も一緒に堪能できます。
大きく切り取られた窓からは金沢城の石垣や兼六園、金沢21世紀美術館を望むことができ、白とブラウンを基調とした寛ぎの空間にしっくり馴染む北欧ヴィンテージのソファに背を預ければ、日常から離れ、ゆったりした時間を過ごせます。
ギャラリーを彷彿とさせるシックな外観。暖簾をくぐると非日常空間が広がります。
住所：〒920-0962 金沢市広坂1-2-27
TEL：076-222-5103
営業時間：10:00～17:00
定休日：月曜日、火曜日不定休
おもてなしの心に溢れた憩いの空間でいただく稀少な本葛切り
ハーフサイズの本葛切りと季節限定のつぼみのいちごがセットになったサービスメニュー（加賀棒茶付・1,080円）
2004年に金沢21世紀美術館の裏手にある柿木畠にオープンした、金沢を代表する老舗料亭「杉の井」が手掛ける和カフェつぼみ。
中央に存在感のある巨大な一枚板のテーブルが据えられた店内は、随所にセンスが光る和モダンなしつらいで、店の奥には金沢城の外堀の石垣を借景に、辰巳用水のせせらぎも涼やかな庭園もあり、さながら小さな料亭といった風情です。
ハーフサイズの本葛切りとあずきぜんざいのセット（加賀棒茶付・1,080円）。ぜんざいは温・冷選べます。
稀少な吉野産の本葛を使った本葛切り（加賀棒茶付・750円）や熊本産本蕨で作られた本蕨もち（加賀棒茶付・910円）はオープン以来の人気メニューで、弾力ある歯応えと滑らかな喉越しは本葛・本蕨ならではの味わい。
コクがあり自然な甘さの黒蜜との相性も抜群で、きしめんみたいに幅広の葛切りにたっぷり絡めていただきます。
写真ではちょっとわかりにくいですが、引き戸の取っ手は九谷焼。細部にまで行き届いたこだわりに脱帽です。
その他、抹茶アイス・抹茶プリン・抹茶寒天・抹茶シフォン・抹茶ソースと抹茶尽くしの抹茶パフェ（加賀棒茶付・860円）や白玉クリームあんみつ（加賀棒茶付・860円）もおすすめ。夏季にはふわふわの淡雪のような氷が山盛りのかき氷「つぼみの氷（750円～860円）」もお目見えするので、かき氷好きは要チェックです。
■つぼみ
住所：〒920-0999 金沢市柿木畠3-1
TEL：076-232-3388
営業時間：11:00～19:00
定休日：水曜日
