「ガラスの茶室 - 光庵」は、2011年に開催された「第54回ヴェネツィア ビエンナーレ国際美術展 Glasstress 2011」にて、日本文化を象徴する茶室建築プロジェクトとしてデザインが発表されました。
2015年春、構想から5年の時を経て、京都・フィレンツェの姉妹都市提携50周年を記念して、京都の重要文化財にも指定される天台宗青蓮院門跡境内、将軍塚青龍殿の大舞台にて、世界で初めて本作品が完成を迎え、披露されることとなりました。

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京都・フィレンツェ姉妹都市提携50周年記念 特別展覧会
「吉岡徳仁 ガラスの茶室―光庵」
開期:期間限定  2015年4月9日[木]~ 2016年(未定)
※展覧会終了日は3ヶ月前にHPにて告知を致します。
9:00~17:00(16:30受付終了)無休
会場:京都 将軍塚青龍殿 京都府京都市山科区厨子奥花鳥町28
入場料:大人500円(450円)/中高生400円(300円)/小学生父兄同伴無料 (200円)/
寺院団体(10名以上)400円 ※括弧の中は団体料金
主催:青蓮院門跡
共催:株式会社吉岡徳仁デザイン事務所
後援:京都市
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    © MASAHIRO SANBE

吉岡徳仁(よしおか とくじん/Tokujin Yoshioka)
1967年生まれ。倉俣史朗、三宅一生のもとでデザインを学び、2000年吉岡徳仁デザイン事務所を設立。
デザインからアート、建築まで幅広い領域において、自由な着想と実験的なクリエイションから生まれる作品は、国内外で高い評価を得ている。代表作のひとつで2001年に発表された紙の椅子「Honey-pop」は世界の注目を浴び、翌年のガラスのベンチ「Water Block (2002) 」は、2011年より改修されたパリ・オルセー美術館の印象派のギャラリーで常設展示されている。
その他数々の作品が、ニューヨーク近代美術館(MoMA)、ポンピドゥー・センター、ヴィクトリア・アンド・アルバート ミュージアム、クーパー ヒューイット国立デザイン博物館、ヴィトラ デザイン ミュージアムなどの世界の主要美術館で永久所蔵されている。
また、ISSEY MIYAKEのショップデザインやインスタレーションを20年近くに渡り手がけ、他にHermès、BMW、MOROSO、TOYOTA、LEXUSなど世界有数の企業とのコラボレートや、世界中のSWAROVSKIの旗艦店のコンセプトデザインも手がける。?2013年の東京都現代美術館での「吉岡徳仁―クリスタライズ」では、およそ8万人を動員して話題となった。

自然と一体となるガラスの茶室

「茶室という小宇宙的な空間から、自然と共に生み出される時間を知覚化することで、物質的なものから開放され自然と一体化することで、間隔の中に存在する日本文化の本質を見る(吉岡徳仁)」ことを目的として設計された[光庵]は、京都の重要文化財に指定されている天台宗青蓮院門跡の境内にある将軍塚青龍殿の大舞台で、本年4月9日より披露されています。
京都にお出かけの際は、大舞台からのパノラマの眺望と[光庵]を是非一度ご体験下さい。
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清水寺の4.6倍にあたる1,046平米の広さを誇る、会場の将軍塚青龍殿の大舞台。 © Yasutake Kondo

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青龍殿の正面に建てられた[光庵]。手前はガラスのベンチ「Water Block」。

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[光庵]から大舞台を通して京都市街を望む。 © Yasutake Kondo

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屋根のクリスタルを透過した自然光が床に虹色の光を生む。



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