母親みたいな女性にならないための5つの方法
母親との関係がどうだったのかは関係なく、男はどうやら「甘えさせてくれる存在」として母と恋人をごっちゃにしがちのようです
男性の究極の理想は「セックスできるお母さん」であると言われること、ありますよね。「私は、あなたの家政婦じゃない!」なんていう台詞も。男は「女とは、自分の世話を焼いてくれる人」というイメージを持っているのかもしれません。
確かに、何でも受け入れてくれて、認めて応援してくれて、性欲まで満たしてくれるのなら、最高に心地いい女性かもしれません(汗)。でも、男が甘えれば甘えるほど、女はたくましくなります。挙げ句、「お前はひとりでも生きていける」なんて言われちゃ、女としては理不尽ですよね。
愛するがゆえに、うっかり「セックスできるお母さん」的な存在にならないためには、どうすればいいのでしょう。
「私がいなきゃダメ」の快感を手放す
「やっぱり、私がいなきゃダメなのね」という台詞、よく見かけますよね。でも、あえて厳しく言います。あなたがいなくても、彼はきっと別の女性に依存します。「彼の世話を焼いて認められる」という承認欲求が強いなら、それを手放せるよう、お世話をする対象を他に見つけてみましょう。ペットでも、ハーブや野菜でも構いません。
お世話をやめてみて、彼があなたへの想いが冷めてしまうなら、二人の関係の賞味期限は終わっているはずです。
貯金の金額は言わない
どれだけ信用していても、収入や貯蓄の具体的な金額は、恋人関係の間は言わないこと。できれば彼の知らない「こっそり貯金」をしておきましょう。起業すると聞いても借金があると聞いても、「私が出してあげる」と安易に言わないこと。お金の貸し借りの関係になると、二人の間に上下関係が生まれます。つまり、女性が強くなってしまうのです。
「彼を助けたい」という気持ちを我慢できるかどうかが、「お母さん」にならずに済むポイントです。助けるとしても、回数や期限を決めて。彼に求められるままに助けてはいけません。
仮に「金の切れ目が縁の切れ目」だとしたら、「その程度のご縁」とあきらめること。無理に続けても、シングルマザーなど大変な将来が待っているだけです。
上から目線で責めない
彼にどんなことをしてあげるのか。「してあげたいかどうか」で、自分で選択して。自分で選んだなら後悔も少ないはずです
説教や指示ではなく、「悲しい気持ち」を伝えることで、あなたの「悲しみ」のために彼がどう動くのか、見守りましょう。
「できること」ではなく「やってあげたいこと」をする
あなたが懐が深くて母性本能がたっぷりあったとしても、そのすべてを受け入れる必要はありません。「できること」と「やってあげたいこと」は違うはずです。
・彼のご飯を作ってあげる
・彼の浮気をゆるしてあげる
例えば、この2つとも「できること」かもしれませんが、「したくない」のであれば、しなくていいのです。
もちろん「ゆるしてあげたい」のなら、ゆるしてあげましょう。でも、「どうしてもゆるせない」と突き放してみることで、関係性が変わることもあります。自分の意志で「する」か「しない」のかを選択しましょう。
愛しているからといって、100%受け入れなくても、嫌なことは嫌だと伝えることも大切です。
そして、もしもできたとしても「できない」と伝えてみるのも、ひとつのやり方です。「すべてができる人」にならなくても、いいのです。弱いふり、かわいいふりをする必要もありませんが、強がる必要もないはずです。
先回りせず助けを求められるまで放置する
子どもが転びそうになったら、すぐに手を引っ張って、こけないようにするお母さんがいます。でも、子どもは転んでカラダの使い方を知るものです。先回りして転びそうになるのを阻止していると、転び方がわからない子に育ちます。最近は、小学生になっても、転ぶと顔を怪我する子もいるのだとか。男女間でも同じです。先回りして、彼が「ひとりでやるべきこと」まで奪わないように。一時的には感謝され、「気が利く」と賞賛されるかもしれませんが、続けていくと彼を子どもにしてしまいます。
「元気が無さそうだから、彼の好きなメニューを作ってあげよう」ぐらいなら構いませんが、身の回りの世話をし過ぎて、靴下や服が選べない男にしてしまったら、もう親子みたいなものですよね。
彼が、女性として参考にするのが「お母さん」だとしても「過去の彼女」だとしても、あなたとの関係は、まったく別物です。二人の関係はイチから築くものであると認識して、媚びずに無理せずに、新たな関係を築きましょう。もちろんセックスも、彼だけの満足ではなく、あなたも満足できるよう、コミュニケーションしていけるといいですね。
【関連記事】