60歳でリタイア予定。投資で老後資金をどう作る?
皆さんから寄せられた家計の悩みにお答えする、その名も「マネープランクリニック」。今回の相談者は、60歳でリタイアを考えている自営業者の方。ファイナンシャル・プランナーの深野康彦さんが担当します。■相談者
小玉みいさん(仮名)
男性/自営業/50歳
東京都/賃貸
■家族構成
妻(会社員/55歳)
■相談内容
私は個人事業主、妻は会社員ですが、ともに60歳で仕事はリタイアしたいと思っております。しかし、今後の物価上昇や年金の減額等を考えれば、貯蓄だけでは不安なため、2年前から投資を始めました。今後、将来に向けてどう運用を続ければいいでしょうか。ちなみに、今後私の収入は20万円ほどダウン。それでも10万円程度は毎月投資に回せると考えています。また、夫婦とも退職金はありません。
■家計収支データ
■データ補足
(1)保険料「8万3000円」の内訳
・夫/終身保険(死亡保障1000万、26歳加入56歳払い済)=保険料5500円
・妻/終身保険(死亡保障1500万、28歳加入60歳払い済)=保険料1万2000
円
・妻/養老保険(死亡保障500万、満期金500万)=保険料3万1000円
・夫+妻/がん保険(医療特約、先進医療特約付き)=保険料1万1500円
・夫/確定拠出個人年金=毎月2万3000円
(2)相談者の年金加入期間
夫→厚生年金306月 国民年金29月
妻→私学共済36月 国民年金234月 厚生年金76月
■FP深野康彦からの3つのアドバイス
アドバイス1 60~65歳の家計に注意が必要
アドバイス2 保険と貯蓄商品の見直しで家計改善
アドバイス3 確定拠出年金をフル活用
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