今回は、そんな和装婚に注目が集まる理由について考えていきましょう。
伝統に裏付けされた和装婚が増えている
和装婚が増える理由とは?
結婚情報誌「ゼクシー」が毎年実施している「結婚トレンド調査」(2014年)によると、2008年当時、首都圏で挙式を挙げる会場で一番多かったのが、ホテルの31.7%、次いで一般の結婚式場、ハウスウエディング、海外教会と続き、国内教会6.8% 神社6.4%だったのに比べ、 2014年ではホテルは27.4%と減少、国内教会は6.9%とほぼ横ばい。神社は7.5%と増加傾向をみせています。神社では和装の挙式が一般的。それがナゼ今人気なのでしょうか?
主な理由を挙げてみました。
1本物志向
ここ数年、世の中全体に本物を求める傾向が見られます。特に、伝統や歴史などに裏付けられたものを大切にし、日本に古くから伝わる習わしを重んじる若い人が増えているようです。そういったところからも和装婚の人気に繋がっているのでしょう。
2和文化人気
世界的に見ても、寿司やラーメンといったものから、アニメやおたく系まで、和文化のブームはとどまるところを知りません。国内的にも、その影響が反映されていて、「着物ってカッコイイ!」という若い世代も増えてきました。
3挙式スタイルの多様化
個の時代と言われる今、人と同じである事の安心感よりも、人と違った事を望む人が増え、その結果、自分達だけのオンリーワン挙式をしよう人が、人と違った場所、人と違った衣裳、人と違った演出を望むようになってきているようです。
そういう意味でも、和の演出は華やかでお祝いムードを盛り上げるのに相応しいものも多く、人気となっています。
そしてもうひとつ、人気の理由の最大の注目は、「ヘアメイクや衣裳の変化」と言う点です。
次のページでは、ここのところもう少し詳しくお話していきたいと思います。