HONDA(ホンダ)/ホンダの車種情報・試乗レビュー

新型レジェンドの走りはディープインパクト!(2ページ目)

北米市場がメインでありながらも、雪上などでも安心して走れる高級セダンでもあるレジェンドは、北海道などでも支持されているという。自動車の歴史になかったと謳う「3モーターハイブリッド」の走りはいかに?

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

ボディサイズを感じさせないコーナリング

新型ホンダ・レジェンド

ワイドなインパネだが、幅広のセンターコンソールなどにより適度にタイトな感じもある運転席は、ホンダらしくスポーティなムード。中央にはナビ用ディスプレイ、その下にナビやオーディオ、エアコンなどを操作するタッチパネルを配置している


先述したようにボディサイズを感じさせない走りは、SH-AWDによる恩恵だが、後輪左右が別々に駆動している感じはほとんど気取れないほどで意外に普通だ。

その大きさの割に驚くほどオン・ザ・レール感覚で走れるのは新しいSH-AWDのトルクベクタリングによる威力でも、それを感じさせないのは高級サルーンとしては正解なのだろう。

静粛性は合格点だと思うが、路面の凹凸をやや素直に伝えてくる乗り心地の面は車格も考えるともう少し落ち着きも欲しいところ。

細部に気になる点はあるが、ホンダの最上級モデルに相応しい内容と装備が盛り込まれているレジェンド。あとはデザインがどう評価されるかも大きな鍵になりそうだが、高級セダンで再チャレンジする挑戦者(車)ということを考えれば、振り向いてもらえることがまずは第一歩なのかもしれない。
ホンダ・レジェンド

3モーターハイブリッドを搭載し、最新のSH-AWDは後輪の左右を別々に駆動できるため、異次元のコーナリングが期待できるが、その走りはどうだろうか?


今後はさらに乗り味の面や上質さ、そして運転する楽しさなど情緒面も加われば、「北米メインのモデルでしょう?」と言われないセダンに成長するはずだし、期待したいところだ。

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます