亀山早苗の恋愛コラム/亀山早苗の恋愛情報

それでもあえて「恋のススメ」

合コンやデートで外食する独身者が減っているというアンケートがある。恋愛なんてめんどう、しなくてもいいと話す女性も多数。異性とかかわることを「めんどう」とする女性が増えていると実感する。女性の自立と、人との関係。どう考えたらいいのだろうか。

亀山 早苗

執筆者:亀山 早苗

恋愛ガイド

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ネットでこんな記事を見つけた。

デート

デートしなくなったのはなぜ?

ドゥ・ハウス(マーケティングリサーチ会社)が、全国の22~55歳の有職未婚男女1000名を対象に、ここ1年の「飲食事情」に関するアンケート(※)を実施したところ、この1年、友人・職場の人との飲み会を含めた外食、合コン、デートなど、どのシーンにおいても「行っていない」という回答が最多だったとか。特に合コンは約8割、デートは約6割が、ここ1年行っていないのだそう。

もちろん、アンケートを鵜呑みにするのは危険だし、外食をしなくなっているという経済的な実情もあるのかもしれない。ただ、少なくとも、合コンやデートから遠ざかっている独身者が増えている傾向があるのは確かだと思う。

恋人はいればいいけど、いなくてもいい

周りにも20代から40代の独身女性は多い。恋人がいる人も、優先順位は仕事にありそうだ。

「仕事が忙しくて、彼に電話で文句を言われた。忙しいものはしょうがないと言ったら、急におとなしくなって『いつまで待てばいいの?』と言われた。もう長くないかもしれませんね、この恋は」(29歳)

こういう話を聞くと、隔世の感がある。かつては、「仕事が忙しい男を女が待つ」のが一般的だったからだ。女性が「仕事が忙しい」と男を待たせているのは痛快な気もするが、結局、恋愛がうまくいかなくなるのは、男女どちらが忙しくても同じこと。

それでもまだつきあっている人がいる、恋をしている人はいいのかもしれない。

先日会った30代半ばの女性は、
「恋ってなんでしたっけ」
と笑った。

アラフォー女性が集まった会合でも、
「別に恋愛なんていらないよね」
と口走る女性が多数。

「たまにこうやって女同士で集まるのが、なにより楽しい。言いたいこと言えるし、わかりあえるし」
との発言には、みんな大きく頷く。

「なんのために恋をするのか」
真顔で問われて、こちらも一瞬、戸惑ってしまった。

恋も結婚も、もちろんしたくない人はしなければいい。個人の自由である。

>>恋が素敵なものだったのは過去の話?
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