株式戦略マル秘レポート/戸松信博の「海外投資、注目銘柄はここ!」

米国企業はマイナス成長へ!日本株にも激震が走る?(2ページ目)

米国の企業利益成長は09年以来となるマイナス成長を記録しそうです。これは原油安とドル高が悪影響を与えており、米国の政策が変更される可能性が。そうなれば日本株にも大きな影響が出ますので注意が必要です

戸松 信博

執筆者:戸松 信博

外国株・中国株ガイド

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米国企業の業績悪化は日本株にも大きな影響を与える可能性がある

米国企業の業績悪化は日本株にも大きな影響を与える可能性がある

米国企業の業績悪化は日本株にも大きな影響を与える可能性がある

このように劇的な原油安は、ここに来て米国のマクロ経済指標を下向きにし、企業業績を久々にマイナス成長にさせました。その事で2015年の米国株の相対的不振も説明がつきそうです。

そして原油安はドル高とセットで動いて来ました。ドルの価値が上がれば、ドル紙幣で計られる一バレルあたりの原油価格も下がるという理屈です。そして、ドル高はここに来て、石油関連以外の米国企業の足を引っ張っています(ドルベースでの外貨建ての業績を引き下げるため)。原油安とドル高はFRBの出口戦略を後退させる要因ともなってきていると言えます。

これは米国にとってまずい展開ではないでしょうか。せっかく前代未聞の金融緩和策でここまで景気と株価を押し上げ、そして十分体力の戻ったところで利上げをし、ノーマルな金融状況に戻すというシナリオだったのですが、腰折れしそうな状況です。こうなれば、再びドルを低く誘導し、原油価格も上げることで(3月末にも2万円奪回!日本株で知っておくべき5つの事でも書きましたが、これまでの原油価格の低め誘導はロシアへの制裁的な意味合いも含まれていると思われます)、輸出企業と石油業界は再び雇用や収益を回復し、そして新規の設備投資も生むという発想になるかもしれません。

もしもそうなれば、日本株にとっては円高&コスト高に繋がることになり、現在の株高基調が変調するキッカケになる恐れがありますので注意が必要です


参考:グローバルグロースレポート

※記載されている情報は、正確かつ信頼しうると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性または完全性を保証したものではありません。予告無く変更される場合があります。また、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願い申し上げます。
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