インドネシア/インドネシア基本情報

ナシゴレンだけじゃない! ジャカルタ屋台の歩き方(2ページ目)

旅の代表的な楽しみといえば、食事ではないでしょうか。ここインドネシアでは様々な食事を楽しむことができます。また、最近は海外飲食店も進出しており洋食を楽しむこともできます。でも、せっかく現地を訪れたのなら、ここでしか食べられないものを食べたいですよね?今回はおなじみのナシゴレンから一風変わったものまで、ジャカルタ市民の胃袋を日々満たしている屋台(ワルン)のご飯をご紹介します。

椿 光一

椿 光一

ジャカルタ ガイド

日本のPR業界にて約10年間コンサルタントとして従事。30歳目前のアジア旅行中に「日本を東南アジアへ伝える」ことを目標にする。2014年に株式会社JAPASIANを創業しインドネシアへ移住。現在はジャカルタにて、日系企業への調査代行や情報提供を行う傍ら、日本の自治体や観光業者への訪日プロモーション支援も実施。

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ブブールアヤム(Bubur Ayam)

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ブブールアヤム専門のワルン

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具がモリモリ盛られるインドネシア版お粥、ブブールアヤム

ブブール(Bubur)とは日本で言う「お粥」のことです。ブブールにもレパートリーがありますが、最もポピュラーなのは鶏肉を使ったブブールアヤムです。

日本のお粥は病気の時や胃腸が弱った時に食べることが多く、味付けも薄めでシンプル。言うなれば「守りのお粥」です。一方でインドネシアのお粥は主食として普通に食べられており、具材たっぷり、ソースや調味料を何層にも重ねる「攻めのお粥」です。鶏肉のササミに加え、場所によってはさらにトッピングをオーダーできる場合もあります。価格は場所にもよりますが、1杯10,000~15,000インドネシアルピア程度です。


アヤムバカール(Ayam Bakar)

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レストランにも負けない味、ワルンのアヤムバカール

インドネシア料理として有名なのは、鶏肉を油で揚げたアヤムゴレン(Ayam Goreng)ですが、ガイドがあえておすすめしたいのは鶏肉をグリルしたアヤムバカールです。ポピュラーなのはハチミツソースを絡めてグリルした後、さらにワルンオリジナルのサンバルソースと絡めて食べるタイプです。ワルンと侮ることなかれ、ワルンによってはレストラン顔負けの味を出している店もあります。インドネシア流に手で食べている人が目立ちますが、店員に言えばプラスチックのスプーンとフォークを出してくれることが多いです。その際は、ミンタ スンドゥク ダン ガルプ(Minta sendok dan garpu / スプーンとフォークをもらえますか)?と伝えましょう。ちなみに、インドネシアではナイフを使う文化があまりなく、ビーフステーキ屋以外ではスプーンで肉を切って食べます。食べにくい場合は素手スタイルに挑戦しても良いでしょう。手洗い用の水をサーブしてくれます。価格はジャカルタ中心部のワルンで1皿ご飯付きで14,000~18,000インドネシアルピア程度です。
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