【3】結婚している専業主婦のほうがラク
外から見るよりもずっと大変なのが結婚生活。「仕事をしている自分」が好きなら、専業主婦は「ラク」じゃないかも……
確かに「社会で責任を持って働くこと」はしなくていいのですが、前出のように「誰かに寄りかかり、誰かに甘えられること」を実践するのは、なかなか大変です。
結婚や子育ては、社会人になって「一人前になった」と思い込んでいた自分を、再構築する作業を伴います。あきらめなければならないことも増えます。
育ってきた環境の違う配偶者との生活は幸せの反面、想像以上に負担も伴います。配偶者の親族、住宅環境で繋がりのつきあい。やっと慣れてきたと思ったら、さらに子ども繋がりの「ママ友達」とのつきあいも増える。これまた価値観や思考の違うママたちと、切磋琢磨しつつ関係を築くのは、なかなか精神力が必要なものです。そのなかで、赤ちゃんを育てていくのは慣れないうちは大変です。専業主婦は養ってはもらえますが、いざというとき社会復帰も困難ですし、いつも「人づきあい」とばかり向き合うのは人によっては困難かもしれません。
素敵な恋をするには「想像力」と「恋人と共存するために自分を変える柔軟性」が必要です。もしも、「結婚したほうがラクそう」という考えを持っていたのなら、まだまだ想像力が足りないかもしれません。
【4】強くならなきゃ生きていけない
確かに一理はあります。でも、その「強さ」を勘違いしていませんか? 「ひとりで強く生きるんだから!」と、がんばるアラフォー女性のなかには、人を批判したりジャッジしたりする、厳しくてキツい女子もいます。でも、魅力的な大人女子の強さって「異なる趣味や思想を受け入れる強さ」だったり、「自分の弱さを認める強さ」ではないでしょうか。自分の身を守ろうとし過ぎて、人に攻撃的になっているような強さは、少し子どもっぽいと言えるかもしれません。
尖る強さよりも、大きくて温かい包容力のある強さを身につけるには、自分の強さやがんばりを、「わかって欲しい!」と思い過ぎないことが重要です。かといって、おりこうさんになり過ぎないこと。誰かと寄り添う豊かな人生は「受け身のおりこうさん」には、手に入れにくいものです。仕事上では責任感を持ちつつ、プライベートでは少し奔放でやんちゃで、子どもっぽい一面もあるほうが、男から見ると魅力的かもしれませんよ。
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