ますます楽しくなるバイクライフのサポートアイテム!
国内・海外の各メーカーとも、力の入った最新モデルを投じてきた東京モーターサイクルショー、見どころの多いラインナップにワクワクしっぱなしだった方も少なくないのでは。そんなオートバイの世界を楽しむために必要なものがいくつかあるのですが、「え?こんな面白いものがあるの?」というアイテムまで、バイクライフをサポートしてくれるグッズ類にスポットを当ててみました。
まず必要なのがヘルメット。法律上、着用が定められているのはもちろん、万が一のときに大事な頭部を守ってくれる重要な製品です。「フルフェイス」「ジェットヘルメット」「ハーフヘルメット」とタイプもいくつかありますが、しっかり守るならやはりフルフェイス。メーカーも多岐に渡り、今回のモーターサイクルショーでは国内・海外それぞれのメーカーが個性ある製品をラインナップしていました。
世界最高峰のバイクレース『MotoGP』に参戦している人気ライダーのレプリカモデルをはじめ、各メーカーのオリジナルデザインやコラボデザインものなど、数えきれないほどの製品がずらり。オートバイに乗る上で不可欠なヘルメットですが、ここもファッションとしてしっかりコーディネートしたいですよね。ここにも“選ぶ楽しさ”があるのです。
スタンダードとなった?通信機器『インカム』
ヘルメットの周辺機器として見逃せないのが、ライダー同士の会話を実現した通信機器『インカム』。何年も前に登場して以来、各製品のグレードはますますあがり、いまや必需品とも言えるポジションを獲得するまでになった機器のひとつです。
そのほとんどがブルートゥースを採用しており、以前「どこまで離れたら会話できなくなるか」というテストをしてみたことがありますが、50メートル以上離れても余裕で会話ができたのです。複数での同時会話も可能という機器があるそうですが、ライディング中に複数の声が一斉に聞こえてきたら、それはそれで大変そうだなぁ……とか思っちゃいますね(笑)。
ヘルメットのタイプに合わせて取り付けステーも用意されているなど、ご自身のバイクライフに合った製品選びができるほど種類が豊富になってきたインカム。すでにヨーロッパではインカムを内蔵できるヘルメットが生まれているなど、さらなる進化が期待されます。気になる方は、お近くのバイク用品量販店で試すことができるようなので、問い合わせてみてください。
オートバイに乗るうえで見ておきたいのが、ウェアとグローブ。特に最近、街を走っていると素手のままオートバイに乗っている人をよく見かけるのですが、万が一転倒した際、グローブの有無で手のひらへのダメージが大きく変わってきます。“後悔先に立たず”などということがないよう、ファッションを楽しむ感覚でグローブとウェアをしっかり選んでほしいですね。
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