”白を基調とした”お部屋にちょっと飽きていませんか? 壁紙を変えれば、インテリア雑誌や映画に出てくるような素敵な部屋に早変わり! インテリア初心者の壁紙チェンジの様子をご紹介。まずは準備編をご覧ください
インテリアを“なんとかしたい”なら
壁を変えるのが手っ取り早い
それは、ある日のAll About担当者との打ち合わせでのこと。「自分らしい部屋が作れるインテリアコーディネート術の壁がカッコいいですよね」という話になりました。でも、あの記事の部屋も最初はなんてことない部屋だったんです。それが、壁面を塗り替えただけで全然違った。そう、壁面を変えるだけでインテリアの印象は変わるんです。今ある壁紙の上に重ねて貼れる!
お手軽セルフリノベにチャレンジ
「あの部屋は分譲だからペンキを使ったけど、賃貸なら貼って剥がせる壁紙用の糊を使って壁紙を貼っちゃえばイメージが変えられますよ」と話すと、インテリアをなんとかしたいと思っていた担当G氏が「僕の部屋も変わりますか?賃貸ですけど……」というので、ぜひとも実験台に!ではなく、壁紙貼りのお手伝いさせていただくことになりました。一面だけでも効果絶大!
壁紙を貼る場所は“視線”を考えるべし
部屋の壁をすべて張り替えるのは時間も手間もかかります。でも、一面だけ、一部分を貼りかえるだけでも、今までのお部屋とは全く違うイメージになります。重要なのは、どの面に貼るか、ということ。おススメは、部屋に入った時にすぐに見える所、または、いつも座っている場所からよく見える所。G氏の部屋は8畳ワンルームで、今回は視線が集まるテレビの後ろの面を貼り替えることにしました。カラーは既存の家具との“相性”が重要!
ファッションコーデ感覚でバランスのいいチョイスを
壁紙には様々な種類があります。無地でカラフルなもの、スタイリッシュなもの、ゴージャスなデザインのもの。すでに持っている家具やカーテンなどとのバランスを考えて、ぴたりとハマる壁紙を考えてみましょう。G氏の部屋は、家具はナチュラルカラー、ベッドカバーがブラウン。ソファのファブリックはグリーン。カーテンの色は白地で、裾にかわいいボタニカル柄があしらわれていました。カーテンの柄とソファに使われているグリーンなら、家具との相性も良さそう。インテリアのコーディネートというと難しそうですが、洋服を決める時と同じなんです。そう考えると簡単ですよね。
次のページでは、壁紙貼りに必要な道具と、壁紙そのものを選ぶまでのプロセスをご紹介します。