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夫婦間に、タブーはあるか(2ページ目)

「夫婦にはなれても家族にはなれなかった」タレント・スザンヌさんの離婚コメントは印象的だった。夫婦であることと家族になること。そこにはどんな違いがあるのか。家族になれたら、それで幸せなのか……。

亀山 早苗

執筆者:亀山 早苗

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 「仕事って大変なものだよ、がんばれって軽く流してしまった。子どもの話題に変えてしまったような気もする。あのとき、夫はもっと話したかったんでしょうね。あれは夫婦関係に対する夫のSOSだったのかもしれない。そういうことが積もり積もって、夫は他の女性に走ったんだと思う」

母親は、子育てで体も心もいっぱいいっぱいで疲れている。夫がむしろ、もっと積極的に心のうちを吐露し、ふたりで解決しながら子育ても一緒にやっていければ、別れなくてもすんだかもしれない。

夫婦だから話せないこと

夫婦

わかってくれるはず…という気持ち

お互いの心の奥底も、あるいはセックスについても、大事なことだと思いながらも、日常生活に取り紛れ、気づいたときには「話せないこと」になっていく。夫婦にはそういったことがあるのではないだろうか。

その裏にあるのは、話さなくてもわかってくれるはず、という思い込みがある。もしくは、話し始めると、お互いに不機嫌になり、家庭内が険悪な雰囲気になるかもしれないと予想がつくから。

その昔、松田聖子さんが神田正輝さんと離婚したとき、「お正月にたまたまふたりとも時間があってじっくり話したら、離婚ということになってしまった」とコメントした。それを聞いた知人の男性が、「夫婦がじっくり話したら、大半が離婚するんじゃないか。うちも含めて」と言ったのが印象的だった。

表面上、うまくいっているなら、この状態を変える必要はないと人間は思いがちだ。たとえ多少の不満があっても、自分が我慢できるならそれでよしとしてしまうのだろう。

夫婦だからこそ、言ってしまうと今までのバランスが崩れてしまうこともあるのかもしれない。
だが、今の時代は、何もかも呑み込んで、いつかは縁側でお茶をすする枯れた夫婦には、なりたくてもなれないのではないだろうか。女性が我慢をしつづける時代ではなくなった。だから、もっと言いたいことを言い合って、風通しをよくしておくことが、うまくいく秘訣なのではないか。


我慢は決して美徳ではない。我慢しなければいけないようなことは、ふたりで解決していくべきなのだ、本当は。
熟年離婚や熟年家庭内別居が増えたと言われている今、従来の夫婦のありようは、もはや理想的なものではなくなっていると思う。

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