2月頃から4月頃まではおトクなキャンペーンが行われるが……

毎年、雑誌などでは4月号にクレジットカードの見直し特集などが組まれます。新生活に向けての記事ですが、クレジットカード会社にとっても4月は会員獲得のチャンスとなっています。そのため、毎年2月頃から4月頃まではおトクなキャンペーンが行われることが多くなっています。

クレジットカードを申し込むなら3月・4月頃

例えば、ANA VISAカード。2015年1月15日~4月30日までの間は、最大2万9000マイルを獲得できるキャンペーンが実施されています。2014年7月頃に行われていたキャンペーンを確認すると、最大2万2000マイル。2013年後半に行われていたキャンペーンでは最大2万3500マイルとなっており、やはり通常のキャンペーンよりも4月頃のキャンペーンの方がおトクになっています。

多くのカード会社がキャンペーンを行っていますので、そのまま入会するのではなくキャンペーン情報を探してから入会するようにしましょう。

キャンペーンを繰り返すと

では、このキャンペーンを繰り返してクレジットカードをどんどん乗り換えるとどうでしょうか? Aカードを作ってキャンペーンのポイントをもらい、Bカードを作ってまたキャンペーンのポイントをもらいAカードを解約、Cカードを作って……とやるとどんどんポイントは貯まりますよね? ケータイ電話と違い、クレジットカードは何年間使わなければならないと言う縛りもありませんので、数ヶ月単位で乗り換えることも可能です。

しかし、クレジットカードの場合は審査が必要となります。審査時には信用情報機関の情報が参照されます。その情報は、申込者のクレジットカード申込情報利用情報がどんどん蓄積されていきます。申し込み、解約をあまりにも繰り返すと、それらの情報も信用情報として蓄積されるため、ある段階から「審査落ち」としてクレジットカードが作れなくなります。一度もクレジットカードの支払いで延滞していなくてもです。

審査落ちは何が問題なの?

延滞履歴がないのに審査落ちする場合は、個人の年収などよりも過去半年間の申し込み履歴が関係しています。過去半年間に多くのクレジットカードの申し込み履歴がある場合「怪しい人」となるわけです。クレジットカードの現金化を考えているんじゃないだろうか? キャッシングで他の会社の返済に当てるのではないだろうか? という事で「審査落ち」となるわけです。

信用情報開示報告書の中にある過去6カ月間の「申込情報」

信用情報開示報告書の中にある過去6カ月間の「申込情報」


また、クレジットカードの解約については、解約情報が5年間保存されます。つまり、申込・解約、申込・解約とやると、申込情報は6カ月間で消えますが、解約情報は5年間履歴として残るため、やはり何度も解約しているということは判断され、審査落ちになる可能性はあります(審査落ちという情報は信用情報に登録されることはありません)。

クレジットカードの審査が落ちるだけなら良いのですが、この信用情報は各種ローンを申し込むときにも参照される情報です。もちろん住宅ローンも例外ではありません。ポイントのためだけにクレジットカードを何枚も申し込んだりすると、住宅ローンや自動車ローンが組めなくなると言うリスクも有りますので、キャンペーンだけを目当てに申込・解約を繰り返さないようにしましょう。

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