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北海道のパワースポット23選! 風水師が選ぶ恋愛&金運アップなど目的別おすすめ【保存版】(2ページ目)

大自然に恵まれた北海道はパワースポットの宝庫。北海道の風水を調査した「北の風水師」たるガイドが厳選したパワースポットを、願いが叶う・恋愛運・金運アップ・ミステリアスなスポット・水取りができるなどの目的別に紹介します。

大谷 修一

執筆者:大谷 修一

北海道ガイド

 

【水取りができる北海道のパワースポット】

〈風水TOPICS:水取りとは〉

蔵風得水(ぞうふうとくすい):大地のエネルギーは風によって運ばれ、水に貯えられる

これは、風水という言葉の語源となった理論です。パワースポットのエネルギーをゲットするには、その場所の「氣」を貯える水を持ち帰り、それを実際に飲む、あるいは料理などに使用する「水取り」という方法が効果的。ここではパワースポットとして風水エネルギーを吸収しながら合わせてその土地の「氣」をふんだんに貯め込む「水」を取水できるおすすめのスポットを紹介します。
 

京極町のふきだし公園

  

京極町ふきだし公園

北海道西エリアの風水エネルギー噴出孔・「西の祖山(そざん)」である羊蹄山の周辺は、真狩村の羊蹄山の湧き水やニセコ町・さかもと公園の甘露水など名水スポットがたくさんありますが、その中でもおすすめなのが京極町のふきだし公園です。

羊蹄山の伏流水が湧出した「ふきだし湧水」はミネラル分を適度に含んだ名水として人気があり、日本名水百選や北海道遺産にも選ばれているすぐれもの。広い公園内には、羊蹄山のエネルギーをたっぷり含む渓流や池のまわりに散策路が巡らされ、園内を散策しながら優しい「羊蹄山の氣」を吸収することができます。
 

ふきだし公園の取水スポット

園内にはレストラン、バーベキューハウスも整備されており、ここから車なら5分の距離に京極温泉という町営の日帰り温泉もあります。羊蹄山から来るダイレクトなエネルギーに満ちた水辺を散策しながら祖山のエネルギーを吸収し、お腹がすいたら地場産の肉や野菜のバーベキューを堪能。お土産においしい水を取水し、そして帰りは京極温泉で入浴。ここ京極のふきだし公園は、一石三鳥の役割を兼ね備えた風水トラベル好適地と言えるでしょう。

なお、風水トラベルの詳しい内容は「風水トラベル第2章 基本の5つのアクション」に掲載していますので、ぜひご覧ください。

【京極町ふきだし公園の基本情報】
住所:虻田郡京極町字川西
問合せ先:京極町役場企画振興課 0136-42-2111
関連サイト:京極町公式サイト

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千歳神社の「幸井の水」

  

支笏湖の「水龍」が入り込む千歳神社

1658年に弁財天をお祀りしたのが始まりと言われる、道内では由緒ある千歳神社。ここは支笏湖に蓄えられたエネルギーが千歳川に沿って流れ、「水龍(すいりゅう)」として境内に入りこんでいるパワースポットです。

参道から石段を上って境内に入ると、森に囲まれた本殿付近は神聖な「氣」が満ちあふれており、国道を行き交う車や新千歳空港に発着するジェット機の騒音から隔絶された異空間が形成されています。
 

幸せを呼ぶご神水「幸井の水」

まずは、芸術と金運を司る弁財天ゆかりの当神社の本殿で参拝。その後は石段を降りて左手にある「幸井の水」をいただきに行きましょう。このご神水はナイベツ川湧水群と呼ばれる支笏湖の伏流水が湧き出たもので、硬度20.2という超軟水の「おいしい水」であるとともに風水エネルギーもたっぷり。筆者もことある事に利用させていただいています。

新千歳空港の行き帰りにペットボトルを持ってちょっと立ち寄り、「金運のご利益」と「幸せを呼ぶ水」をお土産に持ち帰る……こんな旅ができるのも千歳ならではですよね。

【千歳神社・幸井の水の基本情報】
住所:千歳市真町1番地
問合せ先千歳神社社務所 0123-23-2542 
関連サイト:千歳神社公式サイト
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豊滝龍神の「龍神の水」

 

豊滝龍神の拝殿。右横は取水小屋

昔、冬の寒修行をしていた行者さん達が龍神様のお告げを受けてそこに神社を作ったという札幌南の霊的パワースポット・盤龍山信行院。地元では通称豊滝龍神と呼ばれている神仏習合のこの神社は、羊蹄山から札幌市内に流入するエネルギーのルート上にあり、まさに「龍の通り道」に位置しています。

札幌から定山渓に向かう国道沿い、豊滝にある「道路情報館」を左折してしばらく進むと「盤龍山信行院」と書かれた碑があり、そこから未舗装の山道を登ること数分で駐車場に到着。この一画は「豊滝・市民の森」として整備されており、エリア内には日蓮宗のお寺と龍神神社を兼ね備えた拝殿の他、複数の龍神様をお奉りしている「龍神堂」、拝殿から少し山道を登った奥には「本殿」や「馬頭観音」を奉った石碑も。
 

「龍神の水」の噴出口

拝殿の横には、「龍神の水」と呼ばれる地下水を取水できる小屋もあり、休日はたくさんのペットボトルや取水タンクを携えた人たちで賑わっています。風水パワーを貯えるこちらの「龍神の水」は、単においしいというだけでなく、地元の方によると実際にアトピーの改善や喘息にも効果があるとのこと。

神様と仏様の両方の御利益が得られ、おまけに健康開運にも効果がある水を取水できるこのパワースポット、気候が良い時期ならお弁当持参で水取りを兼ねた「風水ハイキング」に出かけるというのも楽しいかもしれませんね。

【豊滝龍神の基本情報】
住所:札幌市南区豊滝1173番地
問合せ先:盤龍山信行院 事務局 080-5594-2815     
関連サイト:豊滝龍神の水公式サイト
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【元気とやる気が出るパワースポット】

大滝ナイアガラの滝

 

大滝ナイアガラの滝

洞爺湖と支笏湖の中間地点に位置する伊達市大滝区(旧大滝村)に「大滝ナイアガラの滝」とその名もユニークな滝があります。ここは祖山・羊蹄山からホロホロ山を経由して流れてきたエネルギーが「長流川(おさるがわ)の水龍」として流れるパワースポット。

滝の落差は5メートルと小規模ながらもその幅は100メートル。「ナイアガラ」という名の通り、広い川幅いっぱいに流れ落ちる滝の前に立つと、水滴に混じって降り注ぐ「氣のシャワー」を全身から吸収でき、みるみる元気とやる気がわき上がってきます。
 

マイナスイオンシャワーポイントの看板表示も

滝正面の広場には「マイナスイオンシャワーポイント 大滝ナイアガラの滝 70,000個/cc」の看板表示も。マイナスイオンそのものが「風水エネルギーレベル」をカウントする数字か否かは別としても、ここがパワフルな「氣」に満ちあふれた場所であることに異論はありません。

紅葉の秋になると力強い男性的な滝から女性的な優しい滝へとその姿を変えます。パワフルな「陽」とたおやかな「陰」、この季節によって陰陽の氣が入れ替わるという点は、他のパワースポットにはない「大滝ナイアガラの滝」ならではの特色と言えます。

大滝ナイアガラの滝に関しては下記動画を合わせてご覧ください。

動画:大滝ナイアガラの滝 

【大滝ナイアガラの滝の基本情報】
住所:伊達市大滝区上野町
問合せ先:伊達市大滝総合支所 0142-68-6111
関連サイト:奥洞爺温泉郷公式サイト

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山彦の滝

 

山彦の滝

北海道のオホーツク、遠軽町丸瀬布にある山彦の滝。28メートルから流れ落ちる勇壮な滝の裏側には大きな空洞があり、裏側から滝を通して外を見渡せることから別名「裏見の滝」とも呼ばれています。北海道東の祖山・旭岳からオホーツクに向かって北上する風水エネルギーがこちらで滝とともに降り注いできますが、その「氣」は裏の空洞に滞留しています。
 

滝の裏側には洞窟が

ぜひ滝の内部に入り、パワーが滞留する「エネルギーの洞窟」で大きく深呼吸を繰り返しながら「山彦の氣」を全身に取り込んでください。これであなたの体内の邪気は一気に浄化されて、明日からまた元気な毎日を送ることができるでしょう。

【山彦の滝の基本情報】
住所:紋別郡遠軽町丸瀬布上武利
問合せ先:遠軽町丸瀬布総合支所(産業課)0158-47-2213
関連サイト:遠軽町公式サイト
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神威岬

 

神威岬

西の祖山・羊蹄山から噴出した風水エネルギーの一部は、その北西・積丹半島の山々を経て神威岬に流れていきます。左右を日本海という「水」に挟まれたこの岬は「氣の動脈」とも言えるエネルギーの流れが早い場所。岬の付け根から神威岬を眺めると「大海に向かって泳ぎだす龍」にも見え、その姿を見ているだけで元気になってきます。

せっかくここを訪れたのですから、岬の入り口にある「女人禁制」と書かれたゲートをくぐり抜け(もちろん現在は女性もOK。ただ天候不順の日は閉鎖されます)、「龍の背中を進む」ように設置された遊歩道を通って岬の先端まで歩いてみましょう。
 

「昇龍」のシンボル・神威岩

アップダウンのある切り立った断崖の上を歩くことおよそ800メートルで岬の先端に到着。そこには「積丹ブルー」と呼ばれる真っ青な海、そして高さ41メートルの奇岩・神威岩の「絶景」が……。

日本海から天に向かって伸びるその姿は、まさに「昇龍」のシンボル。あなたが悩み、苦しみに陥っている時、また人生の決断に迫られている時、この海中から飛翔する昇竜・神威岩は大きな力と勇気を与えてくれることでしょう。

【神威岬の基本情報】
住所:積丹町神威岬
問合せ先:積丹観光協会 0135-44-3715
関連サイト:積丹観光協会公式サイト
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天人峡・羽衣の滝

 

天人峡・羽衣の滝

大雪山国立公園南東の忠別川上流にある天人峡。その渓流沿いには遊歩道が整備されており、入り口からおよそ600メートル奥に向かって進むと羽衣の滝があります。落差270メートルと道内最大級を誇り「日本の滝百選」にも選ばれというこの名爆は、上から降り注ぐ大雪山の「氣」を全身で吸収できる強力なパワースポット。滝の下に作られた展望台・滝見台に立つだけで「元気」と「やる気」が満ちあふれてきます。
 

高いマイナスイオン数値を測定した川の合流地点

天人峡エリアは滝の下だけでなく渓流沿いの遊歩道全体に「大雪の氣」が充満していますが、その中で注目したいのが、遊歩道の中間付近にある敷島の滝(現在は通行止め)と羽衣の滝それぞれから流れてくる2本の川の合流地点。写真のこの場所は、かつて筆者が地元観光協会の方とマイナスイオン測定器を使って調査した時、滝の展望台や他の場所に比べて数倍の大きな数値を計測した「癒やしのスポット」です。
 

錦秋の彩りの中で流れ落ちる滝

その昔、盗まれた羽衣を取り返してもらった天女が礼にと舞った「羽衣の舞い」から滝が生まれたという伝説に由来するこの羽衣の滝は、新緑の春、木々が生い茂る夏と季節に応じてさまざまな表情を見せてくれますが、ここを訪れるならやはり紅葉の秋が1番。錦の彩りの中で流れ落ちる滝の中に、ひょっとしたら皆さんも「渓谷を舞う天女」の姿を幻視できるかもしれませんよ。

【羽衣の滝の基本情報】
住所:北海道上川郡東川町松山温泉
問合せ先:ひがしかわ観光協会 0166-82-3761
関連サイト:ひがしかわ観光協会公式サイト

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※掲載内容は2023年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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