2015年のゴールデンウィーク 最大16連休も
出発日はピークをずらす
2015年ゴールデンウィークは、有給休暇などをとることで9連休、12連休、ないしは最大16連休の超大型になる絶好の海外旅行イヤー。また、旅程の短いアジア方面へは分散の傾向もあって、パッケージツアーの出発日のヤマが、今年は大小3つに分かれているのが特徴です。ヤマの一つ・連休前半は、4月下旬に出発するコースです。欧米などのロングディスティネーションやリゾート滞在組は、4月25日土曜日ないしは24日夜便をピークに予約が埋まり、早い人で4月23日木曜夜便で早々に出発する人も。また、4月28日夜便ないしは29日の出発で、中長距離のご旅行に出られる方も少なくありません。出発ピーク日は予約がとりづらいだけでなく、料金も高めに設定されているので、出発日をずらすか予約はお早めに。
ふたつ目のヤマは、5月上旬の祝日5連休です。平日の5月7・8日にお休みをとって9連休で海外に出かける方も、少なくありません。その初日にあたる5月2日は、今年最大の出国ピーク。飛行時間6~7時間圏内の東アジアやハワイが、方面で人気を集めています。アジアや北米路線は深夜便も多数あるため、深夜早朝に出国する人も少なくありません。タイムテーブルを見ながら、首尾よく予定を組んでください。
また、5月6日前後、まさに後半の出発も、予約で埋まるようになってきました。料金が安いことが背景にあり、出発日によっては空席待ちが目立ち始めています。ご旅行遅め派は、台湾や韓国などの近場アジアやグアムなどの近距離が中心で、後半のこのあたりも小さなヤマになっています。
距離別に、今からでも間に合うおすすめ海外旅行先を特集します。
2015年GW今から間に合うおすすめ海外旅行先
ロングディスティネーション編
▼第3位 イギリスウィリアム王子の訪日で、イギリスへの注目が一気に高まっています。イギリスで、本場のアフタヌーンティーやパブを楽しんでみてはいかがでしょう。また、テレビドラマの影響もあり、ウィスキーの本場スコットランドも人気急上昇中。狙い目は湖水地方。歩く目線でイギリス原風景が楽しめる歩行者専用路・フットパスをウォーキングしてみるのもよいでしょう。
▼第2位 スイス
スイス・アルプスの春を感じる旅がおすすめです。スイス国内11都市とその周辺で利用できるスイス・クーポンパスが誕生しました。レストランや乗車券、入場料などが半額になるなど、1冊59スイスフランのパスが最大約20万円相当分に換算されるというからお得です。チューリヒ空港ターミナル1・2インフォメーションデスクならびに現地観光局で購入できます。また、スイスインターナショナルエアラインズのエコノミークラス無料手荷物許容量が、従来の1個から2個に規定変更になりました。
▼第1位 ハワイ
ここ数年、不動の人気・ハワイは、円安の2015年もその座を譲る気配がありません。3世代旅行の定番先にもなっていて、お子さん連れが多いのも特徴です。女子旅なら、今話題のパンケーキ店めぐりもよいですね。燃油サーチャージの値下げで、ウェブ専用のパッケージツアーなら、出発日をずらすことで破格値も登場しています。あきらめるのは、まだ早い。GWはチャーター便利用のコースもあるので、パッケージツアーが断然、お得でしょう。
そのほかにも、今年はパリ(フランス)やイタリア、クロアチアなども人気で、おすすめです。