ケニアの環境保護に協力を!

ケニアの国立公園には自然環境、野生動物を保全するための、“パークルール”が設定されています。

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国立公園のゲートにはパークルールが掲げられています

ルールの内容については動物ガイドを兼任するドライバーが把握しているので、ゲームドライブはルールに乗っ取って行っていますが、ルールを知らない観光客が、「もっと動物に近寄って!」など、無理を言うケースがあるようです。ドライバーも客とのイザコザを起こしたくないため、ルールを破って受け入れてしまったり、中にはルールを知っていながら、ドライバーにチップを弾んで無理強いさせる観光客もいるようです。

パークルールはケニアの“国宝”とも言われる野生動物を守るために設定されたもの。約束事を守って、楽しいサファリにしましょう!

国立公園のパークルール

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アンボセリ国立公園。ここでは、野生動物優先

ケニア政府が管理を行っているのが国立公園。日本人の観光客がよく訪れる所では、アンボセリ国立公園、ナクル湖国立公園、ツァボ国立公園などがあります。

国立公園のパークルール
1.ここは野生動物の生活圏です。動物優先、彼らを尊重しましょう。
2.動物に十分注意を払いましょう。予想外の行動をとることもあるので注意。
3.動物に群がらないこと。大きな音を出したり、突然大きな動きをしないように。
4.餌やり禁止。
5.公園内では静かに。動物が嫌がるような行動をとると、人間に対して敵意を持つこともありえます。
6. 許可されている場所以外、車から降りることは禁止。
7.制限速度は40キロ。
8.道を外れて運転すること(オフロード)は禁止。
9.動物を見るときは20メートル離れ、他の車の邪魔にならないように。
10.ゴミのポイ捨て禁止。火気は放置しない。
11.地元の人々に敬意を払い、許可なく写真を撮らない。
12.公園入場時間は6時から18時まで。

>>>国立公園のパークルールの詳細(英語) Kenya Wildlife ServiceのWebサイト

マサイマラ国立保護区の厳しいルール

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サバンナのスター、ライオンがいると、“ライオン渋滞”が起きる

マサイマラは国ではなく、地元の自治体や保全団体が管理している国立保護区です。国立公園とは別に独自のルールがあり、その内容は国立公園よりも厳しくなっています。とはいえ常識で考えれば当たり前な事ばかり。ルール違反のないように!

■マサイマラのパークルール
1.制限速度は50キロ。小道では30キロ以下。
2.動物の周りではスロードライブで。
3.“High Use Zone”と “River Zone”ではオフロード禁止。
4.上記以外のところで、ビッグキャットを見つけたときのみ、オフロードしてもよい。
5.動物からは25メートル以上離れること。
6.大声、手を叩く、歓声など禁止。
7.車のルーフに腰を掛けたり、立ち上がることは禁止。
8.動物の周りに5台以上の車が群がらないように。
※5台以上集まった場合は、100メートル以上離れて待ち、10分で交代すること。
9.ヌーの川渡りのポイントで、車を降りないこと。
10.タンザニアとの国境を越えないこと。
11.動物を追い回したり、嫌がるようなことはしないこと。
12.ゴミのポイ捨て禁止。
13.午後7時までには保護区を出ること。

>>>マサイマラのパークルールの詳細(英語 ※ただし日本語訳あり) Mara ConservancyのWebサイト

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