カラーコーディネート/カラーコーディネート関連情報

スプリングコートで叶える、体型カバー術(2ページ目)

今シーズンは、スプリングコートのバリエーションが豊富。1970年代のような自然回帰の流れとともに、ワイドパンツやミディ丈のスカートなど、ボリュームのあるエフォートレスなボトムが増えてきたことが背景にあるようです。ボトムとアウターのコーディネートが、新しいバランスへと移行していくこのシーズン、体型カバーの観点から、コートの選び方と着こなしを解説します。

松本 英恵

執筆者:松本 英恵

カラーコーディネートガイド


着る人を選ばない、チェスターコート

SANDRO/'MALICIA' LONG CREPE BLAZER

SANDRO/'MALICIA' LONG CREPE BLAZER

すっきりとしたデザインのチェスターコートは、トレンチコートよりも着る人を選びません。エレガントタイプ(Aライン)グラマラスタイプ(Xライン)のようなハードな素材やスタイルが苦手な方も、そつなく着こなしていただけるすぐれもの。ボタンを留めてすっきり着こなすときは、ボトムは見せない方がベターです。
SANDRO/'MALICIA' LONG CREPE BLAZER

SANDRO/'MALICIA' LONG CREPE BLAZER

やわらかい素材のミディ丈のスカートを合わせるときは、ボタンを開けて縦のラインをつくるのがおすすめです。すっきりした中にもリラックスした雰囲気で着こなしていただけるでしょう。

GARETH PUGH/RAZOR NEOPRENE COAT

GARETH PUGH/RAZOR NEOPRENE COAT

ボトムとアウターのバリエーションが増え、レイヤードの見せ方が、今シーズンらしいコーディネートのポイントとなっています。ボタンを留めても、裾からボトムが見えるデザインは、美しいAラインのシルエットを描きます。エレガントタイプ(Aライン)の方は、こういったデザイン性のあるコートを選ぶのもよいでしょう。

次は、エフォートレスな雰囲気で着こなす、ソフトトレンチをご覧ください。

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