お掃除ロボット・メーカー別特徴~海外メーカー
現在発売されている代表的なお掃除ロボットの中から、海外メーカーの製品をご紹介します。購入の参考にして下さい。■iRobot(アイロボット)・アメリカ:ルンバ900シリーズ ※2015年10月発売
2002年に発売以来、世界で家庭用ロボットを1400万台以上販売していてる、お掃除ロボットの大御所。2015年発売モデルでは、従来の人口知能に加え、SLAMとカメラによるマッピングシステムを搭載した独自のナビゲーションを開発。従来のランダム方式から、効率よく走行するタイプへと進化した。1度の稼働でカバーできる床面積も増え、メインクリーナーとしてさらに向上している。
併売する800・600シリーズは、同じところを平均4回走行して部屋をくまなく掃除する粘り強さが特長。時間がかかってもしっかり隅々までキレイにしてくれる掃除力の高さには、定評がある。2014年6月には、さらに床掃除をするロボット「Braava」を新たに発売し注目を集めている。
※参考:メーカーサイト
※iRobot 公式オンラインショップ
※参考記事:お試しレポート【ルンバ880】
※参考記事:お試しレホート【Braava】
■dyson(ダイソン)・イギリス:360eye ※2015年10月発売
期待のdyson初の、ロボット掃除機。2014年秋にリリースされ、大きな注目を集めた。独自のサイクロン機構をそのまま搭載しているため、他のロボット掃除機と異なり高さがあるのが特徴。その分直径は小さく、どこにでも入り込めそうな点が日本の住宅にマッチしそう。サイドブラシがないため、壁際コーナーの埃は集じんしにくいはず。コードレスクリーナーとの併用スタイルが最適。
※参考:メーカー製品サイト
■neato(ネイト)・アメリカ:Botvac D Series【D8500 / D8000/D7500】
iRobot社と同じくアメリカのベンチャー企業。本国ではルンバに次ぐシェアを誇る実力派。米国では「neato=ニート」という発音だが、日本で「ニート」に良いイメージがないことから「ネイト」という社名にて2014年秋に参入。D型シェイプは壁際や部屋のコーナーまでしっかり集じんし、直線走行で効率が良いのが特徴。空間把握には、Googleの無人走行車に採用されているSLAMとレーザーセンサーで、部屋の形状や家具レイアウトを確認して室内を精査にマッピングしながら短時間で掃除ができる。2015年発売モデルは、ブラシや静音性が改良された。
※参考:メーカー製品サイト
■Miele(ミーレ)・ドイツ:Scout RX1 ※2014年9月発売
ビルトイン洗濯機や食洗機など欧州で高い評価がある、創業100年を超える老舗メーカー。掃除好きな国民と言われるドイツの大手家電メーカーが、初めて手がけたロボット掃除機。マッピングでロボットを正確に動かし、直線的に効率よく動くタイプ。天面についたカメラで部屋の形状を認識し、現在の位置から、通過したルートと通過していないルートを導き出して無駄なく動き効率の良さは、真面目なドイツ気質を感じます。
※参考:メーカー製品サイト
※参考記事:お試しレポート【Scout RX1】
■kobold(コーボルト)・ドイツ:【VR200】
ドイツ本国では有名なドイツの老舗カーペットメーカー・フォアベルク社が手がけるお掃除ロボット。カーペットのための掃除機「コーボルト」製品です。先にご紹介した「neato」をベースに、独自の改良を加えているとのこと。2014年12月に新製品を発表。集じん力の高さにこだわった高額モデルに自信あり!
※参考記事:お試しレポート【VR100】
■LG・韓国:HOM-BOT SQUARE(ホームボットスクエァ)【VR6340LV/VR6270LVMB/VR6260LVM/VR6140LVM】
韓国大手家電メーカーLGのお掃除ロボット。部屋の隅がより掃除しやすくなっている業界初の四角い形が特徴的な全4展開。カメラセンサーで走行しながら正確に現在位置をマッピングし、移動距離を測りつつムダ無く動く几帳面タイプ。15畳の部屋を18分で仕上げる早さや、運転音が静かな点が自慢。いつでもさっと掃除をしたい人向き。
※丸型モデルについの参考記事:お試しレポート【VR6170LVM】
■ECOVACS(エコバックス)・中国:DEEPOT・WINBOT
中国のロボットメーカーが手がけるお掃除ロボット。窓用は垂直のガラス面に張りついて、雑巾がけのように丁寧に窓全体を拭きあげてくれます。まだ日本ではメジャーではありませんが、今後徐々に市場が拡大するかも?2016年は床用も発売開始。厚さわずか5.7cmの超薄型タイプが個性的。
※参考:メーカー製品サイト
※参考記事:お試しレポート・Winbot【W730】