宝島社新書のベストセラー第3位(Amazon)にランクされている「おひとりさまの田舎暮らし」。都会を離れてひとりで田舎暮らしを始めた女性たちの、田舎暮らしの楽しみや苦労、仕事やお金、人付き合いまでリアルな声を集まっています。

女性の田舎暮らしが急増中

女性の田舎暮らしが急増中

Google で「田舎暮らし 女子」で検索すると、約887,000件がヒット。

「都会から田舎へ嫁いだ嫁が明かす! 田舎暮らしの実態とは…」「田舎暮らしを後悔していませんか?」「親に猛反対されています」「都会から移住した女性はモテモテになる?」「Iターンズ女子は転落人生か」…… 

女性一人の田舎暮らし。着実に、ますます、ライフスタイルの選択肢として浮上してきているようです。果たして、おひとりさま女子の田舎暮らしは可能なのか?

やめとけ/想いだけでは挫折する

都会の喧噪を逃れ、快適な自然の中で過ごすゆったりとした日々…… しかし、憧れだけで移住をしたものの、1年も経たないうちに都市部に戻る人が多いのが現実です。実際に暮らしてみると、予想もしなかった厄介ごとが次々と持上がるはず。多分、あなたのファンタジーは粉々に打ち砕かれます。

田舎暮らしでの一番人気は家庭菜園

田舎暮らしでの一番人気は家庭菜園

移住先の快適な季節だけで引っ越し決めてしまい、厳寒の冬や猛暑の夏を知らなかった。静かな田舎暮らしを求めてきたのに近所付き合いが煩わしい。都会と比べ家賃等はかなり安いけど、日常の出費が案外かかってしまう。

移住先の生活環境や地元コミュニティの事情の下調べをせずに、突如移住する人に多いクレームですね。

田舎暮らしガイドの記事でも紹介している、自治体の支援制度。積極的に移住者を受入れたい市町村が、様々な施策を展開しながら応援しています。まずは、移住候補地の担当窓口とファーストコンタクトを! しっかりと情報交換し、地域コミュニティの仲間になりたいという熱い意思をアピールすることから、最初の一歩を始めましょう。

若い移住者を大歓迎してくれるが……

若い移住者を大歓迎してくれるが……

若者の流出が加速している田舎コミュニティでは、若い移住者(それも独身女性!)は大歓迎。

一人っきりで怖くはないか、採れたて野菜を持っていけ、地元の古老に紹介しとこう…… アレコレと世話を焼き、そして遂には「うちの息子の嫁に」と禁じ手の一語が。

地域に若者が少ない分、若いモンに対しての興味が高まるのは当然。せっかく選んだ地域です。最初は自ら積極的に「この地域に溶け込むためのアクションを起こすべき」という覚悟が必要になってきます。

「自分に合わないと感じたら、次の地域を」といった、お試しの田舎探しのスタンスだったらそれで構わないと思うんですが…… 

田舎暮らしで挫折しやすい人のタイプ

・田舎暮らしでのライフスタイル(何をしたいのか)を明確に決めてない人。

例えば、自給自足のための野菜づくり、仕事は都市で週末は田舎、地元密着型食堂の開店等々。目的がはっきりしていれば移住候補地も絞られ、実践者の体験談や行政の情報窓口などから、目標実現のための情報を集めることが可能になります。

・田舎暮らしのための下準備ができない人

田舎暮らしは事前準備が不可欠

田舎暮らしは事前準備が不可欠

目的を決めても、想いや憧れだけでは田舎暮らしは実現できません。例えば、移住先で野菜づくりが簡単にできると思ったら大失敗します。

必要になる農機具、土壌の改良から育成のための養生など、新参ファーマーがやろうとしても追いつきません。挫折しないためにも、事前の知識と情報収集、専門家のアドバイスが不可欠です。

・田舎暮らしでのお財布事情を把握できない人

確かに田舎は都市部に比べて家賃はかなり安い。飲食店は車じゃないと行けないので、外で食べる・飲むことも減り生活費も安くなります。しかし,コミュニティ内での冠婚葬祭などの不測の事態に備えて、毎月の現金収入の手段を確保しておくことも重要です。

次回は「おひとりさま田舎暮らしは可能なのか?/はやまるな編」です。お楽しみに。