海外旅行の準備・最新情報/一人旅の注意点

救急車って有料? もしも海外で、ケガをしたら(2ページ目)

海外で紛失や盗難にあっても、ケガや病気さえなければ予定通り旅行を続けられます。でもケガや病気をしてしまったら、旅行どころではなくなりますよね。かく言うガイドも、海外旅行中に救急車で運ばれ、約1ヵ月間、海外で身動きがとれなくなりました。そんな最悪の事態を経験したガイドの体験談と、気になるお金や保険のことをご紹介します。

平塚 智恵

執筆者:平塚 智恵

海外女子一人旅ガイド

もしもケガや病気をしてしまった場合の対処方法

■出発前にすること
海外サポートデスクがありますので、緊急連絡先をメモしていきましょう。24時間・年中無休体制のことも多く、最寄りの病院の紹介や病人・ケガ人の移送の手配、救援者に関するサービス、保険金請求方法に関する相談など、日本語であらゆる相談にのってくれますので、海外でケガをしてしまって心細いとき、本当に心強いですよ。

■ケガや事故にあったら、直ぐにすること
事故や病気をしたらなるべく早く、海外サポートデスクまたは日本の保険会社の窓口に連絡をしましょう。現地でしか発行してもらえない書類もあるので、このときに必要な書類についても確認できます。また保険会社によっては、お金を立替なくてもよい病院も紹介してくれます。

■帰国後にすること
病気やケガの場合は、医師の診断書、治療費の明細、支払いの領収書などが必要です。海外で保険金を請求および受け取ることも可能ですが、保険金の支払い完了までに時間がかかりますので、短い旅程の場合は帰国後に保険金の手続きをする方がよいでしょう。

いかがでしたか。海外でケガなく過ごしたいものですが、万が一ケガや事故、病気になってしまった場合に備えて、必ず海外旅行保険に入っておきましょう。ケガして十分痛い目にあったのに、手痛い出費は避けたいものですから。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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