『全館空調システム』で実現する、健康的な暮らし

『全館空調システム』とは、家全体の冷暖房と換気を一つの空調システムでまとめて行う、セントラル式空調設備のこと。エアコンのように、各部屋に室内機を設置する必要はありません。家全体の空気を24時間常に快適な状態に保ち、天井と床、部屋と廊下などの温度差が少ないので、ヒートショックなど健康へのリスクも軽減します。

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住友林業 住宅事業本部 技術部 技術開発グループ マネージャー 渡辺康徳さん

「花粉や微粒子、PM2.5などが心配な方にもお勧めですね。『エアドリーム ハイブリッド』は1時間に3~5回、家中の空気を循環させてキレイにしますから、空気清浄機を使用しなくとも清潔な空気を保つことができます」と住友林業 注文住宅事業部 技術部の渡辺康徳さん。
ちなみに『エアドリーム ハイブリッド』に搭載されている「電子式エアクリーナー」は、ホコリや花粉、カビの胞子、タバコの煙などを除去するうえ、PM2.5のような微粒子を99%除去する性能を持っています。

また、ゆるやかな気流で冷暖房するため、エアコンのように直接強い風があたることもなく、肌寒さやほてり感などが少ないのも嬉しい点です。

「家中が穏やかにまんべんなく空調されるため、床や壁なども室温に近い表面温度になります。床材もひんやりとした感じにはならないため、床暖房も基本的に不要です。これにより、幅広い種類の無垢床材をお選びいただけます」(渡辺さん・以下同)
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通常、冬は寒いと言われる吹き抜けや仕切りのない大空間も、温度差なく一年中 快適に過ごせます。壁掛けエアコンが不要になることで、見た目もすっきりします

 

機械と自然の力が融合したハイブリッドなシステム

「住友林業では、外気が心地よい温度の時には屋外の爽やかな空気を積極的に取り入れることを考えました。『エアドリーム ハイブリッド』は「外気冷房機能」を備えており、夏場でも外が涼しい時や夜間などは、涼しい外気を多く取り入れて冷房は最小限にし、できるだけ自然の力を活かすようにしています」
これは、ビルなどの空調にはすでに採用されている機能ですが、一戸建て住宅の全館空調に採用されるのは初めてのことです。

また一般的に、換気をすると室内の暖められた(もしくは冷やされた)空気をそのまま外に捨ててしまうことになります。全館空調システムでは、熱交換型の換気装置によりこの無駄を防ぎますが、『エアドリーム ハイブリッド』では最大90%の熱交換を行うため、省エネルギー性にも優れています。

「もちろん、冬の日差しを室内にたっぷり取り込むなど、当社独自の設計手法『涼温房』の考え方も活かして、機械と自然の力が融合したシステムを実現しています」
敷地ごとに周辺環境を考えながら、日差しや風の流れ、緑の特性を活かした設計も相まって、より快適な住まいができあがるというわけです。

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『エアドリーム ハイブリッド』の設置イメージ図。0.5畳の機械室に室内機を 設置するタイプです。屋根裏に室内機を設置するタイプもあります。


メンテナンスがラクで、経済的にもメリットが大きい

エアコンや空気清浄機を各部屋に設置する場合、フィルターの掃除などに手間がかかりがちです。『エアドリーム ハイブリッド』は、3ヶ月に1回、フィルター(1ヵ所)についたホコリを掃除機で吸い取るだけの簡単メンテナンス。年に1回の定期点検(要契約)時には、電子式エアクリーナーを清掃します。

また、電力量料金単価の安い「低圧電力」契約が可能なことも大きなメリットでしょう。通常の「従量電灯」は、使用量が増えるほど電力量料金単価が上がりますが、「低圧電力」では単価が一定なので、電気代を抑えることができます。
ちなみに『ルームエアコン+床暖房』と『エアドリーム ハイブリッド』採用の場合のランニングコストを比較したところ、ほぼ変わらないという結果が出ています(住友林業の試算による)。

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全館空調システムを採用するタイミングは、新築時です。ダクトや機器を隠蔽する必要があるため、リフォーム時の採用は難しいといえますが、今から家づくりを考えている方にはぜひお勧めしたい、優れたシステムです。


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