一年中、家全体の室温を快適に
住まいの冷暖房といえば、各部屋のエアコンや暖房器具などを使用するのが一般的ですが、せっかく注文住宅を建てるなら「全館空調システム」を導入するのがおすすめです。
『全館空調システム』とは、家全体の冷暖房と換気を一つの空調システムでまとめて行う、セントラル式空調設備のこと。エアコンのように、各部屋に室内機を設置する必要はなく、家全体の温度や空気を24時間常に快適な状態に保ちます。
全館空調なら、吹き抜けやリビング階段、仕切りのない大空間なども温度差が少ない
「住友林業の『エアドリーム ハイブリッド』は、24時間、家中の空気を緩やかにまんべんなく循環させ、快適な室温、湿度を保つ全館空調システムです。ゆるやかな気流で冷暖房するため、エアコンのように直接強い風があたることもなく、肌寒さやほてり感などが少ないのが特徴。部屋と廊下などの温度差も少なくなるため、ヒートショックなどのリスクも軽減します。さらに、床や壁なども室温に近くなるため、冬でも床材が冷たく感じることはあまりなく、基本的に床暖房も不要です。これにより、住友林業の木の家のメリットである、幅広い種類の無垢床材をお選びいただけます」(住宅建築事業本部 技術商品開発部 川村明寛さん 以下コメント同じ)
床も暖まるため床暖房が不要になり、床材の選択肢が広がる
家の中の空気もキレイに
働き方改革による在宅ワークの普及や、長引くコロナ禍によって家族が自宅で過ごす時間が増えている昨今、家の中の空気を常にキレイに保ってくれるのも大きなメリットです。「『エアドリーム ハイブリッド』は1時間に3~5回、家全体の空気を循環させてクリーニングするので、空気清浄機を使用しなくても清潔な空気を保つことができます。静電気の力で集じんし、ホコリや花粉、カビの胞子、タバコの煙、PM2.5のような0.1~2.5ミクロンまでの微粒子も99%除去する性能を備えています」
ちなみに掃除も簡単。2週間に1回、フィルターについたホコリを掃除機で吸い取るだけです。また、年に1回の定期点検(要契約)時には、専門業者による電子式エアクリーナの清掃が行われます。
省エネ効果で地球にも家計にも優しいシステム
機械だけでなく自然の力もうまく活用して、省エネ、電気代節約を実現しているのも『エアドリーム ハイブリッド』の魅力です。「夏場でも、外が涼しいときや夜間などは、涼しい外気を取り入れて冷房を最小限にする『外気冷房』を行います。反対に外気温が高い時には空調の力で冷房します。外気冷房と通常冷房は設定温度に合わせて自動的に切り替わるため、室内が冷え過ぎることはありません」
『エアドリーム ハイブリッド』の外気冷房の仕組み
また一般的に、換気をすると室内の暖められた(もしくは冷やされた)空気をそのまま外に捨ててしまうことになりますが、『エアドリーム ハイブリッド』なら熱交換型の換気装置により、そうした無駄を大幅に軽減できます。
「暖まった(冷えた)空気をそのまま捨てずに、熱交換をして、これから採り入れる新鮮な空気を暖める(冷やす)ことに使う換気システムです。この仕組みによって、一般的な換気よりも冷暖房に使うエネルギーが削減され、熱交換効率は最大85%におよびます」
省エネ性に優れる熱交換換気
また、電力量料金単価の安い「低圧電力」契約が可能なことも大きなメリットでしょう。通常の「従量電灯」は使用量が増えるほど電力量料金単価が上がりますが、「低圧電力」では単価が一定なので、電気代を抑えることができます。
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住友林業の全館空調システム『エアドリーム ハイブリッド』