中近東/中近東のオプショナルツアー

アラビアンナイトの世界へ!オマーンおすすめツアー

近年注目を集めるアラブ首長国連邦のお隣り、アラビア半島の東部に位置するオマーン。ド派手に変貌する近隣諸国とは異なり、古き良きアラブの空気が漂います。観光の拠点となる首都マスカットは、ドバイやアブダビから飛行機で1時間足らずの距離。静寂のアラブの世界を訪ねてみましょう。

執筆者:武部 光子

アラビア半島のオマーンで、『アラビアン・ナイト』の世界へ!

スルタン・カブース・グランド・モスク

白亜の大理石で造られた、オマーンで最も美しいスルタン・カブース・グランド・モスク

空の玄関口となるのは、北のマスカットと南のサラーラ。日本の四分の三ほどの広さの国土の大半が砂漠地帯ですが、特に南部は降雨量が多く、周辺国と比べて緑が多いのも特徴です。観光スポットはマスカットとサラーラから日帰り圏内に集中していますので、行きたい観光スポットを先に決めて、滞在する都市や泊数を決めるといいでしょう。

国内の公共交通機関が発達していないため、オプショナルツアーの利用が圧倒的に便利です。日本語ツアーはありませんが、史跡観光時はガイドブックの説明を参照すれば、あとは簡単な英会話程度で問題ありません。また史跡以外の観光スポットは砂漠や渓谷などの大自然ですので、語学の心配なく観光を楽しめます。殆どが専用車によるプライベートツアーですので、写真撮影の時間を多めに取ったり、ショッピンングの時にガイドさんに交渉してもらったりと、融通が利くのも嬉しいですね。

静寂のアラブの世界 オマーンのおすすめオプショナルツアー

近年注目を集めるアラブ首長国連邦のお隣り、アラビア半島の東部に位置するオマーン。ド派手に変貌する近隣諸国とは異なり、古き良きアラブの空気が漂います。観光の拠点となる首都マスカットは、ドバイやアブダビから飛行機で1時間足らずの距離。静寂のアラブの世界を訪ねてみましょう。

■マスカット発 日帰りツアー
アラビア半島の砂漠

見るものを魅了するアラビア半島の砂漠

まず目指すのは、オマーンの首都であり、建物の「白」と海の「青」のコントラストが美しいマスカット。アラブ随一といわれるスーク(市場)などを観光したら、マスカットから近郊へ出掛けてみましょう。砂漠の城砦都市ニズワ、険しい山々に囲まれた西ハジャール山脈、どこまでも広がる雄大なワヒバ砂漠、"中東のグランドキャニオン"と称されるジュベル・シャムスなど、日帰りで訪れることができる人気観光スポットが目白押しです。


■マスカット発 宿泊ツアー
ウミガメの産卵

運が良ければウミガメの産卵を見ることができるかもしれません

もっとオマーンを満喫するなら、途中の町で宿泊するマスカット発の周遊ツアーがお勧めです。オマーンは知る人ぞ知るウミガメの生息地。オマーン北部の人気観光スポット+ウミガメ鑑賞といった一度で何度もおいしいツアーもあります。もっともっとディープなオマーンの旅なら、ワヒバ砂漠のベドウィンスタイルのテントホテルに宿泊するツアーはいかがでしょうか。ここでしか体験できない貴重な夜になること間違いありません。


■サラーラ発 日帰りツアー
アル・バリード遺跡

サラーラの街外れにあるアル・バリード遺跡は、「乳香の土地」として世界遺産に登録

亜熱帯に属し、夏のモンスーンの季節にはまとまった雨が降るオマーン南部は、北部とは異なる景色が広がります。南部オマーンの中心都市サラーラは、アラブ諸国で重宝されるお香、乳香の里。半日の乳香ツアーはお手軽で人気があります。近隣の観光スポットの一番人気は、砂漠のアトランティスと言われる幻の都、世界遺産の「ウバール」。オマーン最大の砂漠と組み合わせた1日ツアーで訪れることができます。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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