ニセコの「大人の隠れ家」で雪見風呂＆グルメ三昧！(2ページ目)

料亭風別室で豪華会席料理を堪能

雪の露天風呂で充分に温まり、さあお待ちかね、冷えたビールと豪華なグルメで「至福の時間」が始まります。夕食は温泉旅館ならではの和風会席膳コースで、1階の「料理屋　松籟（しょうらい）」という落ち着いた料亭風の別室に準備されていました。 さて、当地ニセコは羊蹄山からニセコ連山にまたがる広大な酪農地帯であり、乳製品や野菜の宝庫。また漁港にも近く新鮮な魚介類も入手できるという、まさに「海の幸、山の幸」ともに恵まれた場所です。

まずは、風呂あがりのお約束、ギンギンに冷えた生ビールで乾杯！ 献立は蒸し物、前菜に続き、早くも本日のメイン、巨大なボタン海老、ウニ、大トロなどの魚介類を盛り合わせた新鮮な刺身盛りの登場です。 ウニも甘い。プリプリのボタン海老もホッキ貝も甘い。そこに大トロのリッチな味わいも加わり、生ビールのおかわりも進みます。

料理はホタテの鍋、鮭のバター焼と続き、後半のハイライト「道産和牛の蒸し焼き」が厳かに運ばれてきました。適度にサシが入ったミディアムレアーの和牛は余分な油が取り除かれて柔らかく仕上げられており、そのくせジューシーな肉の旨みはたっぷり。地場産の余市赤ワインと一緒にいただくと、その味わいもひときわです。なお、このメニューは和牛のかわりに「ハーブ豚のロースト」を選ぶこともできます。 食後のデザートは、「余市産りんごのタルトタタン」。温かい焼きりんごタルトとその上に乗せられた冷たいアイスとの対照的な味わいが、豪華な食事のフィナーレとして口の中をさっぱりと仕上げてくれました。 もちろん食事の後は、ラウンジで用意されていた「おまけデザート」焼マシュマロも別腹でいただき、炎が燃える暖炉の前でジャズを聴きながらゆっくり大人の時間を存分に堪能しました。

氷点下の雪の中、熱い露天風呂でホコホコになり、料亭のような別室で豪華な和風懐石膳のコースをいただく……ニセコの「大人の隠れ家・杢の抄」で体も胃袋も大満足の一夜を満喫することができましたよ。
＜DATA＞
鶴雅別荘・杢の抄（もくのしょう）
住所：北海道虻田郡ニセコ町ニセコ393
電話：0136-59-2323
ホームページ：http://www.mokunosho.com/
※札幌市真駒内から無料送迎バスあり（予約制）