引きの撮影ではフレーム内のバランスを重視して
花の咲いている枝ぶりなど、全体をフレームに入れて撮る場合はクローズアップでの撮影の場合とまたポイントが変わります。
引きでの撮影は、フレームに対してどのように花を配置するのかという構図のバランスを考えます。なんとなくフレームに入れて撮ったという写真と細かいところまで気を配って構図作りをした写真ではその見え方は大きく違います。
「引き」と一言でいっても花のどの範囲を区切るのかそこを明確にさせることも大事です。中途半端なイメージでフレームを作ってしまうと写真もその意思が伝わってしまいます。
構図がある程度固まったら、クローズアップでの撮影と同様にピントを入れるポイントを決めます。ワイドアングルになるほどぼけの効果も薄くなりますから、クローズアップのときほど厳密なフォーカスポイントを決めなくてもいいでしょう。
世界らん展は、世界最大級のらん展
毎年2月に開催されている世界らん展も2015年の開催で25周年目。プロアマを問わずにらんの愛好家が栽培したらんの花を競う日本大賞の受賞作をはじめ、世界中の愛好家が育てたらんを鑑賞できる展示会です。
世界らん展日本大賞2015は、2015年2月14日(土)~2月22日(日)の期間、東京ドームにて開催。
詳細は、世界らん展公式サイトからご覧ください。