機内持ち込みしたいお役立ちグッズ
飛行機の中というのは極めて特殊な環境です。席は狭くて、自由に動けるスペースはあまりなく、湿度も温度もかなり低い。フライト時間が長ければ長いほど、体への負担は増します。こんな過酷な環境を快適に乗り切るために、私は以下の8つを必ず、機内持ち込み荷物の中にしのばせています。1. マスク
機内の湿度は20%ほど。B787のような湿度を高く設定した機種もありますが、ほとんどの場合、機内の環境は砂漠以下。乾燥した空気はお肌に悪く、風邪をひきやすくなるので要注意です。乾燥対策としてガイドが忘れないように機内に持ち込んでいるのが、マスクです。一度使ったマスクを何度も使いまわすのは非衛生的なので、余分に用意しておくといいでしょう。明るい機内でマスクをするのは目立ってイヤという方は、せめて寝ているときだけでもマスクをかけてみては? 喉の調子が違います。
2. シアバター
機内の乾燥対策の一環として、手放せないのが保湿力が高いシアバター。機内で睡眠を取るときにはシアバターを顔に塗ってから休みます。このシアバターの優れた点は、きわめて応用力が高いこと。顔はもちろん、手にも髪にも唇にも使えます。つまり、ハンドクリームやリップクリームとして使ってもいいし、ヘアケアのお役立ちアイテムでもあるのです。一つでいくつもの役割を果たしてくれるスグレモノ。機内に持ち込むには最適ですよ。シアバターはいろいろなブランドから発売されていますが、ガイドが愛用しているのは松山油脂のシアバター。コンパクトなサイズで、価格も手頃。ベタベタしない使用感も気に入っています。少し固めのテクスチャーですが、手に取ると体温で自然に柔らかくなります。
3. 目薬
同じく乾燥対策として重宝しているのが、目薬。目が乾くとつらいですよね。一眠りした後に、目がカラカラになっている、というときにやはり目薬は効果的。水では代用できないので、忘れずに目薬を持ち込みます。小さなモノだけど、あるとないとでは全然違う。目薬をさすと、気分もしゃきっと一新できます。機内での時間を快適に過ごすためには、なくてはならないアイテムになりました。
4. ネックピロー
ネックピローも欠かせないアイテムの一つです。以前、空気を入れて膨らませるタイプのネックピローを持っていましたが、あまり効果がないので、それ以来この手の製品には懐疑的だったガイドですが、3年前に物は試しと、無印良品の「フィットするネッククッション」を買ってからは、もうすっかり虜です。ビーズタイプのクッションなので、首や肩の形に合わせて自在に変化し、馴染んでくれるんですね。機内で一眠りした後は、いつも首や肩が凝ってどうしようもなくつらかったものですが、このネックピローを使い出してからはずいぶんと楽になりました。いまでは、空港へと移動するバスの中や空港での待合室でも利用しています。搭乗前に機内持ち込み用のスーツケースから取り出しておいて、いつでも使えるようにしておきましょう。
>>離発着時にはアレを活用!