夫婦関係/夫婦円満のコツ

夫婦関係の危機度をチェック!夫婦円満に過ごせているのは本当なのか

長年連れ添った夫婦でも、思いやりのない行動が続けば関係性は簡単に崩れます。何気ない言動が、いつのまにか妻の心を傷つけている可能性も。そのバロメーターの一つとして、夫は妻の変化にどこまで気付いているのか、YES、NO診断で、夫側の危機度チェックしてみましょう。

三松 真由美

執筆者:三松 真由美

夫婦関係ガイド

円満と思っているのは夫だけ?「夫婦の危機度」チェック

男性のみなさん、無自覚に「夫婦円満」と安心してはいませんか?

男性のみなさん、無自覚に「夫婦円満」と安心してはいませんか?

夫婦円満と思っているのは、夫だけかもしれません。何気ない言動が、いつのまにか妻の心を傷つけている可能性も。まずはどれほど「妻の変化」に気付いているか、以下のチェックリストで確認してみましょう。
 

YESの数がいくつあるかチェック【男性向け】

1.朝一番に妻に会うとき、妻と目を合わせて「おはよう」を言う

2.妻が毎日自分のためにしてくれていることを5個以上言える

3.自分が在宅中、妻が留守でも気にしない

4.妻の髪型やメイクが変わると気づくことが多い

5.妻の体調が悪そうな時は 一目でわかる

6.妻が健康維持やダイエットのためにしている習慣を知っている

7.妻がイライラしていると、その原因を知りたくなる

8.妻の月経周期を知っている(月経前の様子、月経時の腹痛などに気づく)

9.妻が身体の不調を訴えると、受け流さず親身になって聞いている

10.妻が腰痛や肩こりに悩んでいると、時々マッサージしてあげる

11.妻が口数が少なかったり、沈んでいると「どうかしたか」と声をかけるようしている

12.妻が抱きしめて欲しいと思っている瞬間がわかる

13.女性ホルモンが年を重ねると減るということを知っている

14.女性は月経によって気分が変わることを知っている

15.妻の肌の変化に気づいているが「皺やシミが増えたな」とは決して言わない
   
<目次>

YESが0個→危険度80~100%

夫婦関係は本当に円満でしょうか? 関係改善を模索しましょう。

夫婦関係は本当に円満といえるでしょうか? 関係改善を模索しましょう。

妻の目を見ずに、朝の挨拶をしたり、会話をするという夫婦間コミュニケーションの基本ができていないと「ま、その程度の存在なのね。私は」という気持ちが芽生え、年数を重ねるごとに肥大化してきます。

また妻が家族のため、夫のために日々してくれていることも、日常化してくると、そのありがたみが麻痺して、感謝の気持ちがすっ飛んで行ってしまいます。「パンを焼いてくれてあたりまえ」「お皿を洗ってくれてあたりまえ」「トイレをきれいにしてくれていてあたりまえ」という気持ちになってきていませんか。

妻側が「どうせ私はあなたの世話をやくだけの存在」と思い込んでしまうと、夫婦喧嘩をしたとき怒りが増幅されてドカンと爆発する場合があります。妻が疲れた顔をしていないか、声がとんがっていないか、目線がいつも下向きになっていないかよく観察してください。妻のちょっとした体調不良や疲れをキャッチするセンサーを持つと危険度はグイっと下がってきます。

YESが1~4個→危険度50~80%

まず、妻がいないと言葉には出さずともムっとする男性は「妻は俺のもの」意識が強いタイプです。俺を放っておいてどこへ行ったんだ的な思いを妻は察します。仕事や家事に追われているからたまには息抜きをしなさいという余裕を見せないと、妻はストレスがたまります。

妻が最近イライラしてると気がつく旦那さんはまだいい方です。それがなぜかと考えなくてはなりません。体調のせいか?自分のせいか?下家気のせいか?と踏み込んでください。気づかないまま以前と同じように「家事をしてあたりまえ」という態度でいると妻の怒りはたまってゆきます。

YESが5~7個→危険度30~50%

結婚して長い年数が経ってくると、お互いに安心しきってしまい相手を観察する能力が薄れてきます。もちろん安心する関係になることで、安らぐ、癒し合うというよい側面はもちろんありますが、安心とマンネリは紙一重。

「妻と一緒にいると楽なんだけど」と言う旦那さんのパートナーから「夫が私の事を女性として見てくれません」という相談があとをたたないのは事実です。

妻の顔色が悪い、声に元気がない、動作がにぶいなど「いつもと違う感」をキャッチするアンテナを立てておきましょう。

そのための訓練として、妻の髪型やメイクの変化は意外に気づきやすいので、毎日じっと妻を見つめる時間を30秒でいいので確保してください。「今日の服、似合ってるよ」でもOKです。常に君を見ているという姿勢が妻にとってはうれしいものなのです。外見の変化をキャチする能力があると、妻の身体や体調の変化も見えるようになります。

YESが8~9個→危険度10~30%

あなたは「Yes」がいくつありましたか?

Yesの数が8個以上のあなたは、パートナーとして花マル。

このレベルになってくると花マルの旦那さんです。

年齢を重ねてくるとお互いに疲れやすいとか無理がきかないというように、体力が衰えてきます。妻が「最近、急に汗が出てくるのよ」「腰痛が治らないのよ」とポツポツ不調を言葉にし始めたらいたわる姿勢を忘れずに。

危険度が少ない旦那さんは「年取ったから更年期障害だろう」「おばさんなんだからしょうがない」などクールな言葉を吐きません。家事の分担を提案したり、一緒に病院を探したり、妻の休憩デイをもうけたり、身体をいたわってくれる素敵な旦那さんです。

YESが10個以上 危険度1%

パーフェクト! と言っても過言ではありません。

女性ホルモンという言葉は知っていても、それが年齢とともに減少し、更年期障害という症状が現れること、妻の月経周期によって、妻の気分が浮き沈みしていることまでわかっていただければよりいっそう素敵な旦那さんです。

閉経年齢は人によって様々です。40代で閉経する女性もいるということなど、パーフェクトな旦那さんはいろいろと勉強して、妻に接しています。

閉経することで「オンナとして終わったのかな」「おばあさんになっちゃった」とネガティブな感情を持つ女性がいますので、自分の妻はどんなタイプか、閉経前後にどんな気持ちになるのか、どんな症状が出るのかを汲み取ってやさしく接してください。

自信がなくなって寂しそうにしている妻を見たら、やさしく抱きしめる大人の男性の余裕を見せることができる旦那さんを妻は一生大事にします。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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