ケニア/サファリの基礎情報

ケニアの国立公園の入場システム(2ページ目)

ケニアの国立公園の入場チケットは24時間有効です。制限時間内、思い切りサファリを満喫するために、入場システムのルールを把握しておきましょう。ゲームドライブのベストタイムを逃さないためにも、注意事項を説明します。

執筆者:武田 ちょっこ


1日有効の入場チケットで効率的にゲームドライブを楽しむには

guidepost

360度どこを見ても同じような風景が広がる国立公園内には、随所に道しるべが置かれています


国立公園の外にあるロッジに宿泊する場合、特にひとつの国立公園に2泊以上する予定ならば、ゲームドライブのスケジュールは計画的に立てておきましょう。

公園入場料は前頁で書いたとおり24時間有効。でも、公園の外に出た場合は、再入場は1回まで、つまり合計2回しかゲートをくぐることができないのです。そのため、国立公園の外にあるロッジに宿泊する場合は、朝夕のゲームドライブで2度は入場できますが、朝食の後、もう1度ゲームドライブをするために入場し、昼食でロッジに戻ったら、夕方は再入場できません。

lunchbox

開放的な草原で食べるランチ。前日までにロッジにお願いすれば、作ってもらえます

もし、朝夕以外の時間にもゲームドライブをしたいならば、ロッジにお弁当を用意してもらいましょう。朝食を持って早朝ドライブに出発し、国立公園内で朝食をとり、そのままランチの時間まで長時間のドライブをするか、または朝食の後再び出発するときランチボックスを持って出て、夕方のゲームドライブまで通しで楽しむなどすると良いでしょう。

マサイマラ国立保護区やアンボセリ国立公園では、昼間はマサイ村訪問やウオーキングサファリなど、オプショナルツアーを楽しむケースも多いので、パックツアーの行程どおり、朝夕のゲームドライブだけで充分楽しめると思いますが、オプショナルツアーをスキップしてゲームドライブをしたい場合は、注意が必要です。

逆に、宿泊するロッジが国立公園内であれば、制限時間内は何度でもゲームドライブに出発できますが、マサイ村訪問などで1度ゲートを出てしまうと、戻ってくる際、“再入場“とカウントされます。
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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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