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iPhoneで猫を撮るコツ(2ページ目)

今回は、我が家のねこ達をモデルに、iPhoneでねこを撮るポイントについて解説します。

阿部 信行

執筆者:阿部 信行

デジタルビデオガイド

日常を撮るためにいつでもスタンバイ

まず、ねこの可愛い姿を撮るには、日常を撮ることがポイントになります。可愛いしぐさは、普段の生活の中から生まれるからですね。そのためには、「いつでも撮影できる」ということが重要です。

「あっ、この姿、しぐさが可愛い!」と思ってから、さてiPhoneはどこだ、ビデオカメラはどこだと探していたのでは、せっかくのビデオチャンスを逃してしまいます。それだけに、ねこと一緒の時には、いつでも撮影できる状態でいることが大切なのです。

その点、iPhoneはいつも手元に置いておけるので、「可愛い!」と思ったビデオチャンスでも、逃さず撮ることができます。ビデオカメラだと、どうしてもいつも身近に置いておくことができませんが、iPhoneならいつでも身に付けていられるので、可愛いシーンを撮るチャンスがアップします。

冬は、ストーブの直前にひっついていることがあるロンちゃん。こうしたシーンを撮り逃がさないためには、いつでも撮影可能な状態にあることがポイント

冬は、ストーブの直前にひっついていることがあるロンちゃん。こうしたシーンを撮り逃がさないためには、いつでも撮影可能な状態にあることがポイント


小さいときに親と離されたせいか、もう7歳だというのに、いまだにミルクを欲しがるモミモミをします

小さいときに親と離されたせいか、もう7歳だというのに、いまだにミルクを欲しがるモミモミをします


子ねこがお母さんねこのおっぱいをもらうときには、おっぱいの出がよくなるように両手でおっぱいを押しながら乳腺を刺激して飲みます。このしぐさのなごりが、モミモミ。なので、この状態のねこは、リラックスしているときだといわれています。こうしたシーンも、ビデオならではですよね。

●やらせはNG!
それと、これはとても重要なことなのですが、可愛いシーンを撮りたいからといって、無理にポーズを付けたり、可愛いポーズをするように仕向けるのは止めてください。あくまで、普段の生活の中から生まれる、可愛いしぐさやシーンを撮ることが大切です。それが、本来の可愛さだからです。

なお、iPhoneでの撮影ですが、「ビデオ」に切り替えるのを忘れないようにしてください。自分もよくやるのですが、撮影ボタンをタップしたら、「パシャッ!!」ってシャッター音がして。「あー、写真撮っちゃった」となりかねません。ま、写真は写真でいいんですけどね。


アップで撮る

ねこにしろ犬にしろ、可愛いしぐさもよいのですが、アップで撮ると、またちょっと違った可愛さを楽しめます。

アップといっても、顔だけでなく、手や尻尾、耳など、各パーツをアップで撮るのです。とくに、ねこの場合は肉球がたまらなく可愛いので、ここもアップで撮っておきましょう。

目が可愛いねこは多いのですが、ねこの瞳は、光りの状態によって変化し、表情も変わります。ねこの目は、暗いところでは瞳孔が開いて黒目が大きくなります。このときの表情が可愛いというねこは多いのです。

逆に、明るいところでは瞳孔が閉じられます。このとき、実はねこの目の色がよくわかるときでもあるのです。以前、我が家には「オッドアイ」といって、左右で目の色が違う幸福のねこがいたのですが、こうした目の色を撮るには、明るい場所が最適です。

アップの目が好き!undefinedと、完全に飼い主モード全開のキャプションです

アップの目が好き! と、完全に飼い主モード全開のキャプションです



ねこの瞳は、光りの具合によって変わります

ねこの瞳は、光りの具合によって変わります


左右で目の色が違うオッドアイのねこ(写真)

左右で目の色が違うオッドアイのねこ(写真)。残念ながら、行方不明になってしまいました。上の画像のロンとは兄弟でした


ねこの肉球ってたまらなく可愛いのです。つい、プニョプニョしてしまいます

ねこの肉球ってたまらなく可愛いのです。つい、プニョプニョしてしまいます


自分のペットで一番可愛いパーツ、これをアップで抑えておきましょう。

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