女子大生ゆうこさんが茶道をはじめたきっかけは文化祭

大学入学後に部活で茶道部に入部して、茶道1年目のゆうこさん。ゆうこさんが茶道部に入部したきっかけは大学1年生の時の文化祭でした。

ゆうこさん「文化祭をみてまわっているうちに疲れてきて、友達となんとなくお茶、という文字にひかれて茶道部が出店するお茶会に入ってみたんです。和菓子も好きだし、お抹茶も飲んでみたいな、と思って本当に気軽に。初心者でもOKって書いてあったので、安心してたんですよ。

でも、中に入ったらちゃんとしたお茶室があって、そこを通されたんです。私、今までお茶室なんて入ったこともなかったし、お作法なんて全くわからなくって。しかも、正客(しょうきゃく=茶会における最高位の客のこと)になってしまったんです。その時は控え室で待っていると部員さんが何かやり方とか教えてくれるのかなって思ってたんですけど、全くそういうものがなくて。

もうどうしたらいいか、わかんないですよね。頭の中真っ白なのに、部員さんたちは、当たり前のようにお点前をしていくんです。自分の目の前にお菓子を出されてもどうしたらいいのかわからないし、もう身体がかたまりました。すこし離れたところに座っていた年配の方がやり方を教えてくれて、なんとなくその通りにやりましたけど、もう顔から火が出るほど恥ずかしかったです。

その時はお菓子もお抹茶もよく覚えていません。それで、自分の国の文化のことを知ったほうがいいなと思って入部したんです」

知れば知るほど奥深い茶道にはまる

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茶道の奥深さにどんどんはまる

ゆうこさん「入ってみて思ったのは、ただお茶を点てたり、お菓子を食べたりすることだけじゃないんだなということです。例えば、お茶を点てる、お茶を頂く、お菓子を頂く、といった一連の動きが実は計算されつくしているというか、もっとも美しくみえるように順番があること。

宗教とも関わりがあって、日本独自の精神、それを茶道を通して学べること。茶道について学べば学ぶほど、奥深くてどんどん知りたくなります。そして、知るためにまたお点前を学びたくなる。

本当に茶道に出会えてよかったな、と思っています。これからも続けていきたいと思っています」