2015年2月のスケジュール
まいど、相場の福の神こと藤本です。相場を半歩先読みするためには、まず必要なのは今後何が起こる予定なのか、スケジュールを把握することです。今回は2015年2月のスケジュールを福の神流に解説いたしましょう。初旬・中旬・下旬の3つに分けて、ご紹介。重要度の★は、藤本の独断で最高三ツ星の評価をしています。2月のチェックポイント
2月は、日経平均株価の月足ベースでの勝率(月足陽線=勝ち)が過去25年間で14勝11敗(勝率56.0%)と勝率が高めの月です。JASDAQ指数も、13勝12敗(勝率52.0%)と勝ち越しです。2月は、中国の春節なども日本の個別銘柄の株価に影響があることもあり、要注目です。米国株式には、大統領選挙の前年の年間パフォーマンスは戦後16勝0敗と負けなしのアノマリーがあり、今年はその大統領選挙の前年に当たります。特に1月末~4月末の3ヶ月間は過去は、株価が上昇することが多かったようです。
初旬
最大の注目ポイントは、6日(金)の米雇用統計です。最近、米国の指標では不調なものが多いですが、この雇用統計で市場コンセンサスを大きく下回れば、逆に利上げ時期が遠のくとの見方も出てくる可能性があります。また。6日は、10~12月期の第三四半期の決算発表の2番目の発表社数の日です。2日(月) ★ 米国 ISM製造業指数(1月)
3日(火) ★ 日本 マネタリーベース(1月)
4日(水) ★ 日本 毎月勤労統計調査(12月)
★ 米国 ADP雇用統計(1月)
★ 米国 ISM非製造業指数(1月)
5日(木) ★ 米国 貿易収支(12月)
6日(金) ★★★ 米国 雇用統計(1月)
7日(土)
8日(日)
9日(月) ★ 日本 景気ウォッチャー調査
★ 世界 G20財務相・中央銀行総裁会議
(~10日・イスタンブール)
10日(火) ★ 日本 マネーストック(1月)
中旬
中旬の最大の注目ポイントは17日・18日に開催される日銀金融政策決定会合です。今回は特に金融政策の大きな変更の可能性は低そうですが、終了後の日銀・黒田総裁の会見に要注目です。12日には今年初の新規上場があります。例年、初物は株価急騰することが多いので、今年のKeePer技研(<6036> 東証マザーズ)も要注目です。11日(水) ★ 日本 休場(建国記念日)
12日(木) ★ 日本 機械受注(12月)
★ 日本 都心オフィス空室率(12月)
★ 日本 シーピープラス2015(アジア最大級の
カメラ・映像機器の祭展)~25日・横浜
★ 日本 KeePer技研(<6036> 東証マザーズ)新規上場
★ 欧州 EU首脳会議(~13日・ブリュセル)
★ 米国 小売売上高(1月)
13日(金) ★ 欧州 ユーロ圏10~12月期GDP
★ 日本 景気ウォッチャー調査(12月)
★ 米国 ミシガン大学消費者信頼感指数(2月)
14日(土)
15日(日)
16日(月) ★★ 日本 国内総生産GDP(10~12月 1次速報)
★ 欧州 ユーロ圏財務相会合(ブリュセル)
17日(火) ★ 日本 日銀金融政策決定会合(~18日)
★ 欧州 EU財務相理事会(ブリュセル)
★ 米国 ニューヨーク連銀製造業景気指数(2月)
18日(水) ★ 日本 ファーストブラザーズ(3454 東証マザーズ)
新規上場
ファーストロジック(6037 東証マザーズ)
新規上場
★★ 日本 日銀金融政策決定会合後、
日銀・黒田総裁記者会見
★ 米国 住宅着工件数(1月)、鉱工業生産(1月)
★ 米国 FOMC議事録
★★ 中国 中国春節(~24日)
19日(木) ★ 日本 ALBERT(3906 東証マザーズ)新規上場
20日(金) ★ 日本 ホクリヨウ(1384 東証2部)新規上場
下旬
下旬はマーケット全体に大きな影響を与えそうな特に大きな経済指標やイベントなどはありません。個別銘柄に影響を与えそうなのが、25日から開催される水素・燃料電池展、国際二次電池展などです。関連銘柄に投資家の注目が集まりそうです。21日(土)
22日(日) ★ 日本 東京マラソン
23日(月) ★ 日本 シリコンスタジオ(<3907> 東証マザーズ)新規上場
★ 米国 中古住宅販売件数(1月)
24日(火) ★ 米国 S&Pケース・シラー住宅価格指数(12月)
★ 米国 消費者信頼感指数(2月)
25日(水) ★ 日本 水素・燃料電池展、国際二次電池展(~27日)
★ 米国 新築住宅販売件数(1月)
26日(木) ★ 米国 消費者物価指数(1月)
27日(金) ★ 日本 消費者物価指数(全国1月、都区部2月)
★ 日本 鉱工業生産(1月)
★ 日本 住宅着工件数(1月)
★ 米国 米GDP(10-12月期改定値)
28日(土)
最後に
2月に予定されているスケジュールをキチンとチェックして、半歩先読みを行ってください!!*本サイトで紹介する意見や予測は、筆者個人のものであり、所属する証券会社の意見や予測を表わすものではありません。また、紹介する個別銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。
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