1.一気に飲まない
グラスにうつして
暑い季節になると、500mlのPETボトルからそのままがぶ飲みして、ポイとゴミ箱に捨てている人を目にしますが、よっぽど汗をかいている時や喉が渇いている時は別として、30分に1回を目途に、3回に分けて飲みきるぐらいのペースがオススメです。
その時、もし可能ならPETボトルからグラスに移して飲むとさらに良いでしょう。PETボトル自体にもにおいがありますので、グラスに移すことで、他のものに邪魔されず水本来の味が味わえます。また、口の中の雑菌がPETボトルの中に入らないため、2回目や3回目も美味しく飲むことができ、一石二鳥です。
海外では1500mlのPETボトルに口をつけてそのまま飲んでいる人も見かけますが、海外の人と日本人では膀胱の大きさも異なりますし、新陳代謝にも差がありますので、マネをしない方がよさそうです。
2.喉が渇く前に飲む
起床時に一杯
子供の場合は喉が渇いたという意思表示そのものができない場合もあるので、周りの大人が注意しておく必要があります。
まずは、喉が渇くと感じる前に、「習慣的に」水を摂るという習慣を身に着けることが大事です。具体的には一日7~8回、朝起きてすぐ、朝食時、朝食と昼食の間、昼食時、昼食と夕食の間、入浴前後、寝る前などのタイミングで、飲むといいでしょう。一度習慣化すると、自分から水を欲するようになります。
特に大切なタイミングは、朝一番です。朝一番に飲む水は「奇跡の水」「命水」とも言われ、とても大事です。寝ている間に失った水分をすばやく吸収し、胃腸を動かすことでお通じをよくする働きなどもあります。
食事のお供に
ただし、食事の直前に水を飲むと、胃液を薄め、消化の妨げになる場合もあるので、少し食べてから飲むか、食事の15分前までに飲んでおくとよいでしょう。
また、入浴の際も汗をかくので、入浴後だけでなく、できれば入浴前にも飲んでおくことをお勧めします。
3.冷やしすぎない
冷えたビールもいいけれど……
冷たい水は身体を冷やし、新陳代謝を悪くする原因にもなります。特に女性やむくみやすい人は、あまり冷たい水を飲まないようにし、場合によっては少しあたためて飲むといいでしょう。