内閣府が行った世論調査(2014.6)によると、都市部に住む人のうち「農山漁村地域に定住してみたいという願望がある」と答えた人の割合は約32%で、前回調査(2005年)と比較すると約11ポイントも増えています。年齢別では20代がもっとも高く、約29%の人が願望があると答えています。

こうしたニーズに応えるように、全国各地の市町村が多種多様な施策に取組んでいます。過疎化に悩む地域にとっても、田舎暮しを実現したいあなたにとっても、お互いにメリットのある嬉しい制度。さぁ、あなたにピッタリの支援制度を見つけてみましょう。

空き店舗でギャラリーやフリマをやりたい人に500万円補助

移住してショップオーナーになる

移住してショップオーナーになる

長野県の安曇野の北部に位置する大町市は、『北アルプス一番街』といわれています。北アルプスを望む大町の平野部には湖があり、川が流れ、東山の美麻・八坂には小さな山あいの集落が点在しています。

子育て世代応援など移住者向け施策が充実している大町市が、今回は商店街を元気にする人を募集。空き店舗を商店街の集客に役立つ施設(ギャラリー、多目的ホール、フリーマーケット等)として改修する場合に、改修に要する経費の1/2以内で、500万円を限度に補助してくれます。

大町市の中小企業振興条例に基づく助成制度>>

北アルプスの麓、信濃大町/長野県大町市HP>>

新天地で新事業に挑戦したい人に300万円の起業支援

1,300年も昔から和紙産業のまちとして歴史を刻んできた、清らかな水と水運に恵まれ町。うだつの上がる町並みに、造り酒屋・史料館・カフェ等が、往時のままに大切に保存されています。

美濃市内で新しい事業(新商品・新技術・新サービスの開発など)を始めようとする人に、創業資金の一部を無利子・無担保・無保証で、300万円までを融資してくれます。

美濃市起業家支援制度(通称:うだつ基金)>>

和紙とうだつのまち/岐阜県美濃市HP>>

女性・若者創業者に運転資金+設備資金を500万円を限度に融資

女性起業家も夢ではない

女性起業家も夢ではない

千葉県北部の下総台地の中央部に位置し、都心から40kmの距離に位置します。江戸時代、佐倉藩11万石の城下町として栄え、武家屋敷通り、坂道、袋小路など、およそ400年を経た現在でも基本的な町割は変わっていません。 また、佐倉城址、佐倉順天堂記念館など歴史を感じさせる建造物や史跡が点在しています。

女性又は40歳未満の若者で、これから開業する人・開業して5年未満の人が利用できます。自己資金のない人でも申し込み可能。本制度の他に、創業者に対し事業に要する費用の一部を補助する「起業支援事業補助金」制度も用意してあります。

佐倉市中小企業資金融資>>

歴史 自然 文化の町/千葉県佐倉市HP>>

新規就農する夫婦に毎月20万円のファームサラリーを支給

薩摩半島の西南端に位置し、風光明媚な豊かな自然に囲まれた枕崎市。日本一の「かつおのまち」として全国でも有数の港町です。また、本土最南端の始発・終着駅を有している旅情豊かな町でもあります。

箸新たに農業に従事する夫婦に対し,研修と就農に区分しファームサラリーの支援があります。支援終了後、5年間就農の場合には返還を免除されます。
・研修:新規参入者/月額15万円(12ヵ月を基本とし24ヵ月を限度とする)
・新規参入者/単身:月額15万円/夫婦:月額20万円(12ヵ月を限度とする)

鹿児島県の新規就農支援施策一覧(枕崎市)>>

太陽とカツオのまち枕崎/鹿児島県枕崎市HP>>

家族で転入したら30万円+住宅を取得したら上限100万円の奨励金

家族一緒に快適田舎暮らし

家族一緒に快適田舎暮らし

宮崎県のほぼ中央に位置し、自然環境に恵まれた人情豊かな町。町の中央を小丸川が流れ、これに沿って一部耕地が開けている地域を除きその背後は急峻な山岳地帯です。石河内の右岸には、武者小路実篤ゆかりの新しき村があります。

家族で転入した場合は、奨励金として3回に分けて年10万円を交付。住宅取得奨励金は、新築は建築費用の10%以内(上限100万円)、購入取得の場合は費用の10%以内(上限80万円)が交付されます。この他にも、出産祝金・就学祝金なども用意されています。

木城町定住促進奨励金>>

みんなで創る 明日に向かって翔く 木城/宮崎県木城町HP>>

移住後1年以内に住宅を新築・購入した人に最高100万円を補助

鹿児島県の大隅半島に位置し、南部は豊かな水産物をもたらす志布志湾に面し、そこから北部にかけて豊かな農畜産物を育む広大な台地が広がる食材の宝庫の町。また、町民が一体となってリサイクルに取り組む、環境に優しい町でもあります。

転入者に土地の取得経費と住宅の取得経費の総額の1/5を補助されます。限度額は、補助基本額(1世帯につき20万円)+転入者加算金(1世帯につき30万円)+子育て世帯加算金(義務教育終了前の子が1人の世帯に10万円・義務教育終了前の子が2人以上の世帯に20万円)+地域活性化加算金(30万円)。

大崎町の定住住宅取得補助事業>>

豊かな自然が宝物 みんなで紡ぐ 結いの町/鹿児島県大崎町HP>>

田舎暮らし実現に欠かせない全国の移住支援制度。次回からも、採れたての情報をピックアップしてご紹介します。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。