グラフはいつもと同じく縦軸が記事を書いている時点で最新の1月20日~26日の視聴率、横軸は初回視聴率と最新視聴率との差で、初回視聴率はなにも見ていない段階での期待値だから、初回視聴率との差は最初の期待からどれだけおもしろかったか、またはつまらなかったかを示すはずです。
トップ3は『○○妻』『DOCTORS3~最強の名医~』『デート~恋とはどんなものかしら~』です。
視聴率グラフ
契約結婚
『○○妻』と『デート』には共通点「契約結婚」があります。妻には5つの秘密があるという『○○妻』、最初の秘密が「契約妻」。一方『デート』は「恋愛に意味はないが結婚はしたい」という二人が契約結婚に合意。「離婚晩婚非婚」ばやりで恋愛ドラマ冬の時代といわれる現代、夫婦や恋愛を描くにはどうしたらいいか?ということを追求した結果、極端な形として契約結婚にいきついたのでしょう。『デート』に至っては恋愛の素晴らしさを語る鷲尾豊(中島裕翔)に対して「レベルの低いテレビドラマやガキ相手の映画ばかり見て育ったんだろ!」と過去の月9を自ら完全否定しています。
『○○妻』はまだまだ秘密が残っているし、『デート』もまだまだ紆余曲折ありそうです。予想としては『○○妻』は「真実の愛とは、夫婦とは」という結末になりそうですが、『デート』はそこからもう一歩ヒネってきそうな気がします。
安定路線
『DOCTORS3』は第一話から三話連続視聴率14%台と安定路線。ただし平均視聴率18%台だったシーズン2ほどの勢いはありません。最初は堂上院長が世界一周旅行中との設定で野際陽子が不参加。昼ドラ『花嫁のれん』とのスケジュールの関係からでしょうか。しかし第三話のラストでようやく戻ってきました。フルメンバーがそろってもう一段上がることができるでしょうか。
次は「ひねりすぎない」