写真撮影/写真撮影の基礎知識

【生活彩るカメラ術6】料理手順を上手に撮影する方法

お店で出されるランチの写真を撮る人はよく見かけますが、家庭で作る料理も上手に撮ってみませんか?家庭の味のレシピ写真は記録にも思い出にも後々じわりと味わい深くなります。ぜひお試しください!

瀬川 陣市

執筆者:瀬川 陣市

写真撮影ガイド

お店で出される料理をスマホやコンデジで撮るシーンはよく見かけます。SNSやブログにアップするまたは記録用に撮影されているのかもしれません。もう少し踏み込んで、自分の家庭で作る料理のレシピを写真に収めておくと作り方を見返すときに役立ちます。自分のレシピや身内の方の秘伝の料理などを記録するのにも良い方法です。今回は「たこ焼き」を例に、料理の手順撮りのポイントをご紹介します。

レシピ撮影は準備をするところからスタート

レシピ撮影

たこ焼き用のプレートを温めて油を塗っているところ。レシピ撮影は準備の段階からスタート。


レシピ写真は、写真だけを眺めてもある程度の作り方がわかるような撮り方を進めていくのが理想です。細かい説明はどうしても文章や言葉を添える必要がありますが、大方の情報は写真に語らせるように撮影していきます。そのため、料理の大事なポイントを押さえた写真に仕上げていきます。

レシピ写真は料理を準備する段階から撮影を始めましょう。材料を一揃えしてあるところを撮っておけば、どんな物が必要なのか一目瞭然ですし、料理に使う特別な道具があればそれも撮っておきたいものです。

材料などの物が撮れたら、次は実際に準備をしているところがポイントです。例題のたこ焼きでは、プレートに油を塗るところを撮ってあります。たこ焼きが入る穴だけではなく、プレート全体に油を敷くところがポイントですので、それがわかるように撮影しました。

材料を投入するときに撮影していく

レシピ撮影

たこ焼きの生地を注いでから、たこを入れているところ。材料を投入するときも撮っていく。


レシピ撮影

次にねぎを入れているシーン。


実際に料理を作り始めた場面を撮影する際は、材料を投入する場面を撮っておきます。それによって何を入れていくのかがわかるからです。どんなものをどのように入れているのか、見てわかるように撮ってあればいいでしょう。

調味料などであれば、パッケージが見えるように撮っておくのもいい方法です。順番に撮影しておけば、あとでレシピを見直さなくても手順が写真を見るだけでわかるので便利です。

次のページでは、続いて料理の技を撮影していきます。

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