フォルクスワーゲンのデジタル進化した「Golf」
フォルクスワーゲン「Golf」のプレスカンファレンスで、ついにIT化した「Golf」が登場しました。発表されたのは「Connected Golf」と「Golf R touch」の2つの製品。
「Connected Golf」はスマホとの連携システムであるAppleのCarPlayでも、GoogleのAndroid Autoでも接続できるという自由度を持った製品で、非常に合理的です。
もう1つの「Golf R Touch」は大画面の高度なナビゲーションシステムを搭載し、ジェスチャで操作できるようになっています。トレンドにも対応し、独自の進化もするという外さない選択が「Golf」らしいと言えます。
昨年はAudiが自動操縦制御などで驚かせてくれましたが、最近のドイツの自動車はIT化に積極的なようです。
ポラロイドのプリンタ内蔵カメラ「SocialMatic」
カジュアルなAndroid端末やポップなカメラなど、さまざまなアイテムを揃えるポラロイド。なかでもオモシロく感じたのが、プリンタ内蔵のカメラ「SocialMatic」です。この端末のOSはAndroidで、自分撮りとメインカメラのどちらでも撮影できます。また、撮影した写真を代表的なソーシャルメディアに送信することもできますし、内蔵プリンタでプリントすることもできます。このプリントにはQRコードを入れたり、文字を入れたりすることができ、オリジナルの名刺をその場で作成することなども可能です。工夫次第で様々な可能性が広がる、遊べそうな製品となっています。
ソニー「イヤフォン型」ウェアラブルデバイス
ソニーはSmartBand、SmartWatchとさまざまなウェアラブルデバイスを出していますが、今回のCESでは異なるタイプのウェアラブルデバイスをリリースしてきました。それが「Smart B-Trainer」。これはウォークマンのWシリーズのように耳に装着するタイプのデバイスで、音楽を再生できるのに加えて、移動距離・速度・心拍数などの測定も行います。これらの情報はスマートフォンの専用アプリでチェックすることができます。
おやつが作れる「3D Food Printer」
XYZPrintingは3Dプリンタで有名な会社で、今回のCESでは「3D Food Printer」を展示していました。その名の通り、3Dプリンターで食べ物を作成することができるというもので、クッキーやチョコレートを作ることができます。将来的によりコストパフォーマンスが良くなれば、ボタン1つで様々な食品を作れる時代が来るのかも知れません。フードプリンタで作成したチョコやクッキー。正直、まだまだ感は否定できない
素材にこだわり超軽量な第3世代「Lavie Z」
NECのノートパソコン「Lavie Z」は、13.3インチディスプレイを搭載しながらも、かなりの軽量であることが特徴です。その新モデルがCESで公開されました。この第3世代モデルは、ディスプレイがLenovoのYogaシリーズのように反対側まで回転し、タブレット的に使用できるようになる2in1のノートPC。それでいてかなりの軽量さを保っているという驚異的なモデルです。キータッチはThinkPadほどナイスではないのが残念ですが、実用レベルではあります。
ちなみにこの軽量さを実現できたのは、主に素材の改良によるもの。ディスプレイは通常使われるガラスを使わずにフィルムを使い、また本体の素材にはマグネシウムリチウムを使用しています。あまり聞き慣れない素材ですが、本体の質感も悪くなく、高級感さえある印象です。
ソニーの4Kビデオカメラ
従来、4Kビデオカメラは大きすぎて、価格も高く、普通の人にはちょっと買いにくいという印象でした。しかし、ついにソニーが比較的普通サイズの4Kビデオカメラ「AX33」を投入してきました。また、アクションカムも4K対応しました。このあたりは早急に日本市場にも投入されることでしょう。