ベッジュマン&バートン(BETJEMAN & BARTON)
パリで愛され続けて約100年の紅茶専門店「ベッジュマン&バートン」の
サロン・ド・テが2015年4月10日六本木ヒルズ内にオープン!
パリ3区に最初の1店舗だけがあった頃、私も何度か購入しに行ったことがありました。マドレーヌ寺院近くの細い路地沿いの分かりづらい場所で、小さな店舗でありながらパリの人が賑わうお店だったことが印象的です。
ダブリンとイギリスで紅茶を学んだ、アーサー・ベッジュマン氏とパーシー・バートン氏が1919年にフランス・パリに紅茶専門店を開いたのが始まり。
世界に先駆けて開発されたフレーバーは一流のティーテイスターによる厳選されたオリジナルブレンドの茶葉を使っています。
フレーバーは天然由来の優しい香りが特徴。
フランスの貴族やパリの美食家たちを唸らせ、現在も5つ星ホテルや、3つ星レストランなどでベッジュマン&バートンの紅茶が使われています。(国内でもパレスホテル東京などで使用)
現在はパリ3区にある本店と、8区にあるサロン・ド・テをはじめ、ベルギー、スイス、オランダ、カナダにあり、アジア一号店として東京・丸の内に店舗ができたのが2012年3月でした。(関連:紅茶ガイド桑原さん記事)
アールグレイフィネスト 2052円(70g缶・税込)864円(20g缶・税込)
フィネストとは茶葉の等級を表す「優れた」という意味。シルバーチップが入っているのが特徴。ベルガモットの爽やかな香りが印象的。
ミルクティーシュークリーム
少し堅めのシュー生地の中には、口触り滑らかなクリームが隠れ、口に含むとアールグレイフィネストの香りが口いっぱいに広がり余韻が華やか。シュー生地に軽く塩気を加えてあり、優しい甘みを引立てています。
紅茶はもちろん、キャラメルロイヤルミルクティーとも好相性。
プレーンはミルキーなバニラ風味。
ティープリン
トロリとしたプリンは、アールグレイフィネストのタンニンの渋味が生かされ、華やかながらスッキリとした後味。
サラサラと流れるようなキャラメルソースには、アールグレイフィネストの香りを忍ばせてあり、ほろ苦さと華やかさが合わさったキャラメルソースをプリンに注ぐとまた違った味わいに。
甘いものが苦手な方にも喜ばれる一品。
チーズケーキ
サクサクのブリゼ生地の上に、濃厚な口当たりの小ぶりなチーズケーキ。2口で食べてしまいそうですが、コクのあるケーキなので、少しずつ楽しみたい。
スイーツと一緒に合わせる紅茶選びも楽しみの一つ。
水から丁寧に淹れるロイヤルミルクティーだけでも、メニューに4種類(クラシック、エデンローズ、キャラメル、ルイボス)あるのが特徴。是非スイーツとセットで楽しみたい。
次のページではパリの美食家を唸らせる、天然由来ならではの自然な風味が魅力の、人気のフレーバーをご紹介しましょう。
店長の花田昌吾さんに茶葉について伺いました。