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シェアハウスの進化系、シェア型複合施設が登場(2ページ目)

シェアハウスが注目されるようなり、順調に戸数を伸ばしています。最近では、シェアするのは住まいだけでなく、オフィス空間やイベント空間にまで広がっています。様々にシェアできるシェア型複合施設「the c」を見学しました。

山本 久美子

執筆者:山本 久美子

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シェアオフィスの利用形態は3タイプ

2階の「Share Office」には、扉がそれぞれ閉められるデスクコーナーや仕切られた(扉はない)デスクコーナー、オープンな大型テーブルの3つのコーナーで構成されています。無線LANはもちろん、有料で専用ロッカーや共用複合機なども利用できます。さらに、シェアアパートメント居住者が日中はあまり利用することがない9階のコミュニティラウンジも、利用時間及びエリア制限内であれば打ち合わせなどに利用することができます。

シェアオフィスの利用プランは、固定デスクとフリーデスクの2種類が予定されていて(金額未定、要問合せ)、プランによっては、オフィスの住所として届け出ることもできるそうです。
固定デスクの写真

扉を閉められるデスクのコーナー(10席)。

デスクブースの写真

仕切られたデスクのコーナー(10席)。

オープンデスクの写真

開放的なオープンデスクコーナー(20席)。


外部との交流を生み出す、シェアスペース

地下1階の「C lounge」は、ビルの中からも外部に直接つながる階段からも入ることができるようになっています。大型のキッチンがあるので、飲食付きのイベントやパーティを開くことができます。貸しルームも複数あるので、ミーティングやダンス教室の開催など、様々なビジネスシーンで利用することができます。(いずれも有償利用)
地下受付の写真

外部から直接入るルートには、受付のコーナーがある。

レンタルキッチンの写真

キッチンスペースを活用して、パーティを開くことも可能。貸し切りされていなければ、オフィスのユーザーがお茶を飲んだりもできる。

貸しルームの写真

貸しルームも複数あり、左側はガラス張りの会議室、その奥の扉の中は鏡貼りの防音ルームでダンス教室などが開ける。右側の扉は楽器の演奏などに適した小さめの防音ルーム。ほかに、小さな会議室もある。


時代は、「所有から利用へ」と変わっています。スペースを有効活用するだけでなく、そこに集まる人たちの出会いの中で新たなコミュニティが生まれ、新たな発想や仕掛けが生まれるといったワクワクする社会になるとよいと思います。
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