一日でも早いほうがいい!
――きっと今の20代は、将来も不安だけど、まあ出来る範囲でしあわせにやっていければいいや、という感じの人が多いんですが、山崎さんの書いた「年金は若い世代が損とは言い切れない」とか「福利厚生は社員の資産形成のアシスト役」とか「転職するか否かは3つの視点で考える」を読むと、こういう考え方でいいんだ!とほっとすると思いますよ。山崎さん:会社員っていろいろ恵まれている部分もある。フリーの立場からすると「知らないなんてもったいない!」と思います。早いうちに知っておいたほうがいい。お金を将来のために増やすなら40代からでいいって人もいるけど、僕は20代からだと思います。
――同感。自己投資も大事ですし、自分を輝かせるためのアクセサリーも買わずにおばあちゃんになって貯金残高だけ増えているのは困ります。でも、同時に早いうちからお金を貯め始めることは大事。今は昭和時代と違って、500円から世界に分散投資ができる時代なので、円だけで資産を持っているのはもったいないですね。
山崎さん:真面目な20代は、勉強してから投資をしようとするけど、それだといつまでたっても始められない。1万円あれば、銀行でも、証券会社でも、どこでも投資ができるので、まずはやってみることが大事だと思います。
――本の帯に書いてあるのは「プロが教える!一生お金に困らない方法」ですからね。
山崎さん:お金の流れが見える財布を作り、優遇口座でATM手数料を無料にして、保険と投資で人生のリスクに備える! まさにお金のバイブルですね。
――家庭の医学みたいに、一家に一冊置いといてください。
山崎さん:僕と山口さんのマンガがやさしく教えますから。あなたの人生のピンチを救いますよ!
【今日のまとめです】
・お金のことを知らないのを学校と親のせいにしない
・お金を増やすハウツーよりも大事な事がある
・20代から少しずつ投資を始めたほうがいい