一部のマニアが使い出した言葉、「酷道」。路面状況が著しく悪かったり福音が極端に狭かったりし通行が困難な国道を指し、以前にブームとなったことがありました。当時何冊か「酷道本」が出版されましたが、今回紹介するのは「国道本」。真正面に国道のことを紹介した本です。様々な国道に関する情報が記載されており、関西の国道も複数路線紹介されています。いくつかピックアップしてみましょう。

マニアを唸らせる酷道~425号
三重県尾鷲市から和歌山県御坊市までの191.9kmの国道です。紀伊半島を海沿いに走る国道42号線を通らずに尾鷲~御坊間をショートカットする便利な国道……のように地図上では見えるのですが、実際は一車線以下の幅員の山道が山肌に沿って走っている、国道というよりも林道のような道路。

日本最短の国道~174号
神戸市中央区にある国道2号と神戸港をつなぐ国道です。その距離なんと187.1m!全力で走り抜けられそうな距離です。

他にも「住宅街道路」「アーケード道路」などいろいろな面白い国道が紹介されています。

様々な酷道が個別に紹介されていますが、巻末には全459路線が、その起点/終点と総延長距離を紹介されています。眺めているといろいろなことが想像でき面白いです。短い路線/長い路線、途中存在する欠番、国道の多いエリア/少ないエリア。短い国道は重要都市と重要施設を結んでいるのだな、総延長の長い番号の若い国道は旧街道だな、等々。

想像で脳内にいろいろと国道に対するイメージが膨らんだら、この本を片手に(or助手席に)国道を通りたくなるに違いありません。その時は以下にあげるような事を試してみてくださいませ。
  • 国道を使って一筆書きでドライブ
  • 国道を一切使わずに重要都市間を移動
  • バイバス等ができて脇役となった旧道を走る
  • すべての「逆おにぎり型標識」を撮影する
他にも楽しみ方はいろいろあります。「そんなことやってる暇なんてねえよ!」という方は、、、、この本を眺めているときっと行きたくなるともいますよ!



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