2月にオススメの株主優待銘柄
注目度の高い人気の優待銘柄は、権利確定日が近づくにつれて株価は上昇していく傾向があります。権利確定日直前にあわてて購入し、高値掴みで不用意な損失を被ることのないように気を付けましょう。2月は、1年の中でも優待権利が確定する銘柄が3番目に多い月です。今回ご紹介した銘柄のような人気優待銘柄ほど、投資家の注目が集まる可能性が高く、株価は上昇しやすい傾向があります。早いうちに、好優待銘柄に先回りすることで、お得に優待銘柄を獲得することが出来るでしょう。2月オススメ優待銘柄その1「マックスバリュ東北<2655>」
【業務内容】イオン株式会社を親会社に持ち、食料品や日用雑貨品の販売を手掛けています。【単元株数】100株
【最低購入金額】12万300円（2014年12月19日時点）
【権利確定月】2月末日
【優待利回り】4.15％（2014年12月19日時点100株保有で株主優待券を換算）
【優待内容】グループ店舗で利用できる株主優待券もしくは、株主優待品１,2のどちらか
株主優待券
【100株以上】100円相当の優待券50枚（5,000円分）
【1000株以上】100円相当の優待券100枚（10,000円分）
【2000株以上】100円相当の優待券200枚（20,000円分）
株主優待品1
【100株以上】りんご3kg
【1000株以上】りんご5kg
【2000株以上】りんご10kg
株主優待品2
【100株以上】あきたこまち4kg（1袋分）と、秋田県産の切り餅2kg（2袋分）
【1000株以上】あきたこまち8kg（2袋分）と、秋田県産の切り餅3kg（3袋分）
【2000株以上】あきたこまち16kg（4袋分）と、秋田県産の切り餅5kg（5袋分）
マックスバリュ東北<2655>の優待は、全国のイオン、マックスバリュ、スーパーセンター、メガマート、ビブレ、まいばすけっと、ザ・ビッグで利用できる株主優待券です。全国に店舗を展開していることから、利便性が高く普段から利用する方にとって、魅力的な優待内容でしょう。また、同社運営店舗が近くにない場合や、利用する時間がない場合であっても、「りんご」や「あきたこまち」といった魅力的な優待品と交換することが可能です。100株保有し、株主優待券を受け取った場合の優待利回りは、4.15％となっており、その魅力的な優待内容から、優待権利確定日に近づくほど投資家の注目を浴び、買いが入りやすい傾向があると言えるでしょう。
では、同社株を、今のうちに購入した場合どのようなパフォーマンスになるか検証してみましょう。今回は、同社株を12月末に購入し、2月末の権利確定日前に売却した場合の検証を行います。この検証のとおりに、売買をすると、株主優待は取れませんが売買益のパフォーマンスの大きさを確認することができます。
■検証結果■
システムトレードの達人
勝率： 92.31 ％
勝ち数： 12 回
負け数： 1 回
引き分け数： 0 回
平均損益（円）： 11,940 円 平均損益（率）： 3.98 ％
平均利益（円）： 15,877 円 平均利益（率）： 5.29 ％
平均損失（円）： -35,294 円 平均損失（率）： -11.76 ％
合計損益（円）： 155,225 円 合計損益（率）： 51.74 ％
合計利益（円）： 190,519 円 合計利益（率）： 63.51 ％
合計損失（円）： -35,294 円 合計損失（率）： -11.76 ％
プロフィット・ファクター（総利益÷総損失）： 5.398
平均保持日数： 47.69 日
検証結果を見てみると、勝率は92.31％、1トレードあたりの平均損益は3.98％です。勝率が高く、平均損益もプラスとなっていることから、株価の値上がりが期待できる銘柄と言えるでしょう。権利確定日の前に、早めに優待銘柄に注目することで、高値掴みして、損失を被るリスクが低くなります。
2月オススメ優待銘柄その2「ゼットン<3057>」
【業務内容】東海地方、首都圏中心に飲食店運営を手掛けており、美術館や博物館といった公共施設内への店舗展開も行っています。【単元株数】100株
【最低購入金額】8万4100円（2014年12月19日時点）
【権利確定月】2月末日
【優待利回り】2.37％（2014年12月19日時点、100株保有でお食事優待券のみ換算）
【配当利回り】0.83％（2014年12月19日時点）
【優待内容】同社店舗で利用できる食事優待券と、同社が出店している公共施設内入場券
お食事優待券
【100株以上300株未満】1,000円相当の食事優待券2枚（2,000円分）
【300株以上500株未満】1,000円相当の食事優待券6枚（6,000円分）
【500株以上】1,000円相当の食事優待券12枚（12,000円分）
公共施設入場券
【100株以上】
「徳川園」入場券引換券（300円相当券×１枚）
「徳川美術館」入場券引換券（1,200円相当券×１枚）
「名古屋テレビ塔（展望階）」入場券（600円相当券×１枚）
「横浜マリンタワー（展望階）」入場券（750円相当券×１枚）
ゼットン<3057>の株主優待は、同社店舗で利用できる食事優待券と、同社が出店している公共施設内への入場券です。同社株主優待を利用することで、雰囲気のあるオシャレな店舗で美味しいハワイアン料理を楽しむことができます。その魅力的な優待内容から同社優待の人気は高く、優待権利確定日に近づくほど、投資家の注目を浴び、買いが入りやすい傾向にあります。
では、同社株を、今のうちに購入した場合どのようなパフォーマンスになるか検証してみましょう。今回は、同社株を、12月末に購入し、2月末の権利確定日前に売却した場合の検証を行います。この検証のとおりに、売買をすると、株主優待は取れませんが売買益のパフォーマンスの大きさを確認することができます。
■検証結果■
システムトレードの達人
勝率： 100.00 ％
勝ち数： 8 回
負け数： 0 回
引き分け数： 0 回
平均損益（円）： 29,689 円 平均損益（率）： 9.90 ％
平均利益（円）： 29,689 円 平均利益（率）： 9.90 ％
平均損失（円）： 0 円 平均損失（率）： 0 ％
合計損益（円）： 237,509 円 合計損益（率）： 79.17 ％
合計利益（円）： 237,509 円 合計利益（率）： 79.17 ％
合計損失（円）： 0 円 合計損失（率）： 0.00 ％
プロフィット・ファクター（総利益÷総損失）： 999.99
平均保持日数： 47.63 日
検証結果を見てみると、勝率は100％、1トレードあたりの平均損益は9.9％です。勝率も高く、平均損益もプラスとなっていることから、良好な成績と言えるでしょう。優待権利確定日から約2カ月前の早めに注目しておくことで、高値掴みして、損失を被るリスクが低くなるでしょう。
注目度の高い人気の優待銘柄は、権利確定日が近づくにつれて株価は上昇していく傾向があります。権利確定日直前にあわてて購入し、高値掴みで不用意な損失を被ることのないように気を付けましょう。株の売買を行なうに際して、今回のように簡単な検証を行うことで、これから行おうとしている投資が、どの程度リターンを期待できどの程度リスクがあるのか事前に把握することができます。検証を行ってから投資すればきっと安心感が違うことでしょう。みなさんも投資する際には一度検証してくださいね。
【無料】相場動向に左右されないトレード手法を身につけたい方必見。9日間で学べる「システムトレード講座」登録はこちら！
（このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って検証しています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社及び関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします。
